アルゼンチンは優勝2回、フランスは優勝1回と共にワールドカップ優勝国。
アルゼンチンにはメッシがいて、1986年のマラドーナがいた時以来の優勝を狙えるチームです。
ベスト16の試合の中でも最大の注目カードとなる対戦です。
先制点はエムバペの突破からPKを得て、それをグリエーズマンが決めます。
それが両者の口火を切ったように点の取り合いになって行きます。
前半の終わり頃にディ・マリアが同点弾を決めて後半が更に期待を増して来ました。
後半開始3分にアルゼンチンが追加点を取った時にはこのまま行くかと思いきや、そこから立て続けにフランスは3点を取ります。
ロスタイムに成ってアグエロが1点を返しますが、4-3でフランスの勝利となりました。
幾つかの得点に絡んだエムバペの活躍が存在感を示しました。
両チーム共にグループリーグよりもギアを上げて、前半早めにフランスが得点を取る事で更にギアが上がっていった試合でした。
ディ・マリアのミドルシュートやフランスのDFババールのダイレクトボレーシュートはレベルの高さを見せてくれました。
こういうレベルの試合を見ると、本当のワールドカップの試合が始まったと感じました。
今度こそメッシのワールドカップとなるか、という期待感がありましたが残念ながらベスト16という結末になってしまいました。
サッカーはチームプレーだから一人のスーパースターがいるからと言って勝てるものではないでしょうが、でも勝つためにそうした選手が必要とされるのも事実です。
だからどうしてメッシがワールドカップ優勝が出来なかったのかを考えてしまいます。
フランスは優勝候補のアルゼンチンを降してベスト8進出。
監督のデシャンは選手時代にキャプテンとしてワールドカップ優勝しているので、今度は監督としてワールドカップ優勝するのか?
そこも見所になって行きます。