ワールドカップの初戦コロンビアは不運に見舞われました。
試合開始3分後にハンドを犯してPKを与えてしまい、レッドカードが出て退場者を出してしまいました。
退場者を出し、PKで先制点を取られ、更には試合時間が沢山残っている非常事態。
コロンビアにとっての不運は、日本代表にとってはまたとない幸運になります。
なるべくゆっくりと時間を使って攻める日本。
攻撃を担う乾、香川、原口はあまり活躍出来なかったように感じます。
攻撃の形が作れない中、相手にフリーキックを与えてしまい同点にされてしまいます。
本田が途中出場し、コーナーキックから大迫が追加点を決めます。
コロンビアも後半にエースのハメス・ロドリゲスを出して来ましたが、コンディション不良のせいかほとんど活躍出来ませんでした。
これも日本にとっては幸運だったと言えるでしょう。
敗戦濃厚だった予想を覆し、2ー1で日本代表が勝利します。
第2戦はセネガル。
こちらも初戦を勝利し勝ち点を3得ている為に、どちらも勝ってグループリーグ突破を決めたい所。
前半の最初はセネガルがかなり攻勢を仕掛け、キーパー川島が弾いたボールを目の前で押し込まれ先制点を許します。
15分くらいになるとセネガルはペースを落とした為に日本代表もボールをキープ出来るようになり、攻めれるようになって来ます。
後方からのロングボールを長友がキープして乾に渡り同点弾を決めます。
見事なシュートでしたね。
乾のトラップ、シュート、ディフェンスとの間の取り方は才能を感じさせます。
ペースが落ちているセネガルを攻めて何度かチャンスを作りますが決めきらない。
後半71分に左サイドからのグラウンダーのクロスを右サイドから走り込んだ相手に2点目を決められてしまいます。
その直後の78分にまたも乾のグラウンダーのパスを交代出場した本田が決めます。
どちらも勝ちが欲しかった両国ですが、2ー2の引き分けで勝ち点を分け合います。
ハリルホジッチ監督から西野監督に変わり、試合をしても得点が取れず攻撃の形もままならず、ワールドカップまで数少ない試合を重ねて敗戦を重ねて迷走する中、ワールドカップ本選ではチームとしてのまとまりを見せて勝ち点を重ね、グループリーグの突破の可能性が見えて来た日本代表。
グループ敗退が決まったポーランドがどのように試合に望むのか、チームとしてモチベーションはというのはありますが、ここは勝ってグループ突破を果たして欲しいです。
日本時間28日23時にポーランド戦です。
この試合を見て応援します。