今月の2月10日(土)に劇場版コードギアス2部の叛道が公開されます。

コードギアスファンとして凄く楽しみです。

サブタイトルにある『叛道』という言葉。

TV版から推察するに道に叛くというのは主人公であるルルーシュが人としての道に叛いて行くというストーリーになるでしょう。

それは日本の副総督に赴任して来たユーフェミア(以降はユフィ)がルルーシュと日本人に対して差し伸ばした友好的で信頼と親愛に満ちた手を拒絶してしまうというものです。

ユフィは『行政特区』を立ち上げる事でルルーシュとナナリーを、そして日本人を救おうとしますが、それが大きな歪みを生み出し残酷な悲劇を引き起こしてしまいます。

それはたったひとつの歪み。

ギアスの暴走。

ルルーシュがギアスを使うという意図が無くても、本人の意図とは関係無くギアスは発動してしまいます。

まさか、こんなタイミングで。

暴走した力は大きな悲劇になってゆきます。

ユフィの優しさと愛情が結果として多くの人々の惨劇になり、そしてユフィ自身の悲劇にもなってゆきます。

ユフィの優しさが、誰も望んではいなかった筈の残酷な結果を招いてしまう所は観ていて悲しくなります。

 

ギアスの代償。一縷の希望は悠久の野望と共に翻弄され、悲劇は加速していくー

(コードギアス叛道の公開情報より引用)

 

それが劇場版ではどのようになってゆくのかが気になる所です。

 

それと気になるのはシャーリーの事です。

TV版では混乱と喧騒の中で事故にあってしまいます。

ルルーシュと共に戦おうとする事が自身の死に繋がってゆきます。

ルルーシュは自分が引き起こした戦争に巻き込みたくはなかったから、ギアスで彼女の記憶を消して自分から遠ざけました。

でもシャーリーは記憶を消された後も、またルルーシュに惹かれます。

そして彼の助けになろうとします。

ルルーシュが好きだから。

だけど、それが彼女の死になってしまいます。

シャーリーを遠ざけたのは彼女が大切だから。

ルルーシュと共に戦おうとしたのは彼を好きだから。

ルルーシュは愛する者を守る為に、シャーリーは愛する人を助ける為に。

それもまた彼女の死という悲劇を引き起こします。

愛する思いが悲劇となってゆく事がとても切ないです。

シャーリーがどのようになってゆくのかも、また気になるのは所です。

 

劇場版コードギアス叛道を時間を作って必ず観に行きます。