刑事塾 詐欺、採用面接、営業で騙されない、ウソや人間心理の見抜き方講座 -24ページ目

刑事塾 詐欺、採用面接、営業で騙されない、ウソや人間心理の見抜き方講座

刑事塾は刑事力を学ぶ場です。元刑事が刑事のスキルであるウソや人間心理の見抜き方を教えます。


採用面接ではだいたい履歴書を提出させ ますよね。


中途採用の場合は職務経歴書も出 させたりするかもしれません。履歴書を 見る上で大事なポイントがあります。


まずは経歴の部分です。中途採用の場合 を言うと仕事と仕事の間に注目してくだ さい。仕事をしている期間に相違はない でしょうか?


例えば平成26年3月31日に前職 を退職し、同年4月1日に○○会社に採用と ある場合、ヘッドハンティングにあって すぐに就職したのかもしれません。 つまりすぐに職につけるというのは有能 だったりしますし、先をきっちり読んで 計画性のある人生を送っている人なの かもしれません。


また、間が空きすぎている場合は「どう やって食べていたのか?」という疑問が生 じます。失業保険で遊んでいたのかもしれ ませんし、体調を壊していて働けなかった 可能性もあります。



実はそういったところに目を配ると精神疾患 を見抜ける可能性もあります。履歴書に自分 に不都合なことは書きたくないのが心情です から、細かい点についてよく確認することが 必要なんですね。


また、「アメリカに2年間海外留学」と書いて あるのでよくよく聞いてみると留学先のことも よく答えられなかったり、誤魔化して話すので 「変だな」というケースがあります。


こんな 場合は実は刑務所に入っていたなんてことも あります。笑えない話ですが・・。 海外に2年もいたらそれなりの英語力もあるで しょうし、知識もあるはずです。よーく聞いて みることも大事ですね。 履歴書等の提出書類にはたくさんのヒントが 隠されていますので見落とさないようにしま しょう。




「採用面接で大事なのは相手の情報を引 き出すことにあります」と何度も書いていますが、取調べではどんなテ クニックを使うか知ってますか?


知るわけないですよね(笑) では教えましょう。


それは「まずは相手の用意してきた弁解を させる」ということです。


つまり、いきなり質問攻めにしても信頼関 係もできておらず緊張した犯人が本当のこと を話すわけがありません。 つまりこれは情報を引き出す前の段階で 不可ですよね。


じゃあどうするかというと緊張をほぐ してやるわけです。そして徐々に話しやすい 雰囲気を作り、情報を引き出す体制を整えて いくわけです。


ですから採用面接も同じ理屈になります。 まずは相手が用意してきたことを話させるの です。それは「自己紹介」「志望動機」っ てところでしょうか。その辺りをうまく 話させて心が落ち着いたのを見計らって徐々 に質問を始めていくのです。


「相手の話を聞く」ということは信頼関係の 第一歩です。相手の話を全く聞かずに質問 攻めにしても相手が本当のことを話してくれ るはずがありません。


あなたが取調べでいきなり初対面 の刑事に睨み付けられて質問攻めにされたら 話したくないですよね(笑)私だったら 「おいおいそもそもあなたは誰なの? 君がまず自己紹介しなさいよ」って思うかも しれません。


何事も心の準備が必要なんですね。ですから 採用面接ではまずは相手が用意してきたこと をたくさんしゃべらせて落ち着いてもらいま しょう。




私の回りにも未婚の30代、40代が非常に多いのです。


草食系の男子どころか最近は絶食系の男子が多いという世の中ですから男性らしい男性が少なくて女性としては選びきれないのかもしれません。


そんな現代ですから結婚詐欺なんて卑劣な犯罪に遭ってしまっては困りますよね。


あなたがこんな人と付き合っていたら結婚詐欺を疑うべきだと思います。


ウソの見抜き方を教えている私としては絶対に相手の嘘を見抜いて欲しいのです。


ウソのサインの典型的なものとして「逆ギレ」があります。


例えばあなたが彼を疑って何かを聞いたとします。


そうしたら彼が特に怒らなくてもいい質問で急に怒り出したとします。
「なんでそんなことを聞くの?俺を信用できないの?」とか言って怒り出す。いわゆる逆ギレです。


これはウソを疑ってください。


例えばあなたが彼にお金を貸しているとして貸した理由について追及したところ、急に逆切れしたなんて場合ですね。


それは言動の「ウソのサイン」ですからウソを疑う必要があるのです。


騙されないように気をつけてくださいね。