俳優の成宮寛貴が芸能界引退を表明しました。男には「潔さ」が必要ですがあまりにも潔すぎる気がしますよね。
インターネット上でも色々と推測の記事が出ていますが、私なりに彼の心情を考えてみました。(私はこれまでの経緯から彼はクロだと思っています。ですから彼がクロであると仮定した時の心情です。)
まずフライデーに掲載された時に彼が一番恐れたのはなんだと思いますか?
それはもちろん警察に逮捕されることです。逮捕されたらプライベートな部分もどんどんあからさまになります。生い立ちから始まり、新宿二丁目で働いていた当時の過去など、あることないことが明らかになります。彼の精神的な負担は大きいと思います。以前、逮捕された清原がいい例です。
次に仕事への影響でしょう。このまま逮捕されなくても影響は残ります。また、逮捕されて裁判でASKAのように執行猶予で出てきて復帰しても、仕事があるかどうかはわかりません。割とクリーンなイメージで売ってきましたのでイメージダウンは計り知れないからです。
そして彼としたら薬を絶つことも怖いはずです。常習者はそうそう薬を絶つことはできません。今の状況だと当面薬に手は出せませんが、逮捕されたら執行猶予で出てくるまでの間、薬を絶たないといけません。その後もそんな目で見られますし、前科者となれば薬に手をだしずらくなります。
そんな状況の中でどうしたら逮捕されずに薬もやれるか?と考えたら芸能界を引退してしばらく所在不明になって薬を体から抜くことがベストです。旦那が捕まった時に妻の酒井法子が所在不明になったのがいい例ですよね。今のまま芸能事務所に所属していたら居場所も特定されますし、下手すると警察から出頭要請がある可能性もあります。そのためには自由の身になって所在不明になるのが一番です。
コカインが尿検査で検出されなくなるには常用者で1週間から10日間、毛髪検査で3か月程度と言われています。簡易検査が陰性だったなどと記事が出ていますが、これはそもそも警察が関与していないのであてになりません。
つまり、今、彼が逮捕されないためには事務所を辞めてフリーの身になり、せめて三か月は身を隠して逮捕されない状況を作ることが重要になります。仕事を失っても当面の食いぶちはあるでしょうし、芸能界にいなくても何か仕事をすればどうにか食うことはできます。
だから芸能界引退なのです。
ネットニュースを見ると「海外に旅へ」という記事もありました。一番いいのは海外です。
暫く海外にいて薬をやらなければ体内からコカインは抜けます。また日本にいなければ警察の目も誤魔化せます。
このままずるずる芸能界に残っているよりはきっぱりと引退した方が逮捕も逃れられますし、ほとぼりが冷めれば薬も再開できます。もしかしたら彼は芸能界にそれほどの憧れもなく入ったのでその道を捨てることに未練もなかったのかもしれません
いずれにしても芸能界引退は彼自身がクロであることを証明してしまったようなものです。それは彼が自筆で書いたという声明文を見てもわかります。薬物に関して身の潔白を証明するような弁解は全く書かれていませんでしたしね。普通は身の潔白を証明しますから。
さて警察の立場からすると彼が芸能界を引退したことはどう影響すると思いますか?
薬物犯罪は被害者が他にいるわけではなく、極論をいえば個人の問題でその人の体を蝕んでいるだけにすぎません。(もちろん反社の資金源になっているという別問題はありますが。)有名人を警察が捕まえるのは薬物犯罪を取り締まるにあたって、その見せしめの要素も大きいわけです。無名な人間をいくら捕まえても常習者の耳に届くことも目にすることもないですから。
社会への警笛という要素を考えると有名人を捕まえることの効果は大きいわけです。
そう考えると芸能界を辞めて一般人になった成宮をそこまで必死に追いかけるかというとなんともいいがたいところではあります。
他にも噂のある芸能人はたくさんいるでしょうしね。捜査担当者がどう考えるかというところだと思います。さて今後この件がどう展開するか注目していきたいと思います。
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