ブックオフでの交渉 | 刑事塾 詐欺、採用面接、営業で騙されない、ウソや人間心理の見抜き方講座

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古本の買い取りのブックオフってありますよね。

あれって「交渉」というステージでいうと、店と客、どっちが有利だと思います?

私も何度か重たい袋を抱えて行ったことがあります。

店内に持っていきながら「幾らでもいいや。もう持って帰りたくないし。」なんて思ってしまいますよね。

そうです。持ち込みの場合、店側にほぼ交渉権はあるんですね。

ですから最初の料金提示もかなり低いものになると思います。「えー、たったそれだけ」なんて思いながらも「あー、わかりました。」と殆どの方は了承してしまいます。たぶん粘ってる人はいないんじゃないでしょうか。

交渉術で大事なのは「労力と時間の投資」なんですね。つまり、「労力と時間を投資」している方が交渉力は弱くなります。つまり、このケースだと店にわざわざ持っていき、労力を使っている客の方が交渉力は弱くなるんです。

店側は待ってるだけでなんの労力も使ってないわけで。

ですから買い取りの交渉は店を自宅に呼んだ方が明らかに有利になります。

店員はわざわざガソリン使って客の自宅まで行って見積もりするんですから、「労力と時間を投資」してるでしょ。成果が欲しいですものね。店での買い取りよりも気持ち的にも高めになりますし、お客さんの交渉に応じる可能性も高くなります。

交渉するときは相手に時間と労力を投資させましょう。

何かを購入する時もセールスマンの会社に行くのではなくて、セールスマンを自宅に呼びましょう。

交渉は有利に進むと思いますよ。(^.^)