警察はストレス社会です。 | 刑事塾 詐欺、採用面接、営業で騙されない、ウソや人間心理の見抜き方講座

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元警察官が言うのもなんですが、警察ってストレス社会です。

私が警察官で採用された昭和60年ころはまだまだ古き良き時代でした。
世の中も警察官や公務員に対してそれほど厳しくなかったですしね。
ある意味、国民に「おおらかさ」があった時代だったと思うんです。

でも今の時代、とっても大変です。ちょっとした対応の遅れや判断ミスが大きな問題になることがありますしね。
マスコミにも叩かれますし、幹部の責任問題にも発展します。だから、幹部は常に神経を尖らせていますし、ピリピリしています。

おまけに不祥事も多くて人事管理も神経を使うわけです。
参考までですが、今はいわゆる飲み会も決裁が必要なんですよ。
つまり、酒を飲む時は上司に「いつ、どこで、誰と何時まで飲みます」と用紙を書いて決裁を受けるってことです。

すごい世界ですよね。

「おれがいつどこで誰と酒飲もうが関係ないわ!」って言いたくなりませんか?(笑)

そんなあなたは警察官に向いていません。(笑)


警察は上司に右と言われたら右、左と言われたら左、ときちんと指示に従わないとダメなんです。つまり組織として統率がとれてないと悪に負けてしまいますからね。そこが一番重要なんです。

だから組織のチームワークは素晴らしいですよ。おまけに人間の生死に関わる仕事をしてますから、みんな人情深いし、温かい組織です。

公務員の中では一番真面目に仕事をしてるのが警察官だと私は思います。


つまり、何でしたっけ。そうそう、何を言いたいかというとストレスが溜まる仕事ってことです。


みなさんはストレスをどう発散してますか?
私はお酒を飲んで騒いでカラオケをガンガン歌って発散します。(笑)
そのお蔭なのか現職時もほとんどストレスはありませんでしたね。

あとはいい意味でのいい加減さも必要ですよ。
「ぐずぐず考えててもなるようにしかならん!」と開き直っちゃえばなんとかなるものですしね。
そうやって私の場合、46年間もなんとかなってるんですから。心配するだけ損です。

なんとかなりますって。命とられるわけじゃないんですから。

気楽にがんばりましょう。(^.^)