人が腕組みをするのはどんな時? | 刑事塾 詐欺、採用面接、営業で騙されない、ウソや人間心理の見抜き方講座

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あなたはどんな時に腕を組みますか?

腕組みにはちゃんと意味があるんですよね。

犯人も取調室に入ると腕を組む人がいます。

これは、自己防衛、または拒絶・拒否の腕組みです。大概、下腹のあたりで腕を組み、足は組まずに開いたままの場合が多いですね。

内側の心を守るため、防衛するために腕を組むわけです。

ですから、取り調べでは腕組みを止めるように言うこともあります。


みなさんも苦手な人から意見を言われたりすると腕組みしたくなりませんか。

つまり、自然と腕を組んで自己防衛しているわけですね。


その一方、胸の高さまで腕をせり上げて組む場合があります。自然と顎も上がり、相手を見下ろす形になりますよね。いわゆる「上から目線」です。

この場合には批判を意味しています。

集団の喧嘩などを見ると後方で何人かの仲間が腕組みして威嚇してる場合がありますよね。これがまさに批判の腕組みなんですね。

このように腕組みには意味があります。


ですから、例えば商談にいって相手が腕組みをして聞いていたら乗り気ではありませんね。

「うーん、聞いても無駄だな」と思っていますから、作戦を変更した方がいいでしょう。

乗り気であれば、積極的に質問したり、メモをとったり、前のめりになって話を聞くはずですからね。

人間の気持ちというのは顔や体に必ず現れるもので観察してみるとおもしろいですよ。






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