子どものしつけ | 刑事塾 詐欺、採用面接、営業で騙されない、ウソや人間心理の見抜き方講座

刑事塾 詐欺、採用面接、営業で騙されない、ウソや人間心理の見抜き方講座

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先日、駅までのバスの中でこんなことがありました。

バスに乗ると7割くらいの乗車人員、後方の方で3歳くらいの男の子の泣き声が聞こえました。

「えーん、えーん、いやだ、いやだ」

かなり大きい声です。しばらく経っても泣きやむ様子はなく、さらに大きくなっている様子。



一緒にいる30代くらいと思われる母親は、「どうしたの、〇〇ちゃん、はいはい」などとあやす程度で特に泣いていることを気にしていない様子。

5分経過しても全く泣きやまない。


乗客をみると渋い顔、あきれた顔、耳をふさぐ若い女性も。

「おい、おい、お母さん、何かした方がいいんじゃないの?」

さすがの私も気になり始めました。


男の子は前に向かって歩き出し、「降りるぅ、降りるぅ」などと泣きながら主張。

お母さんは「降りないのよ、降りない」と言いながら子供に付き添うように前へ動く。

子供は更に大泣き。



駅につくまでの約10分間、男の子の泣き声をイヤというほど聞いて降りることになりました。

駅のロータリーに降りるとベビーカーを押す父親らしき人がその母親と談笑する風景が。

「あれ?お父さんもいたんかい!」

ロータリーでも大きな声で泣きわめく男の子、そして父親、母親、ベビーカーに乗った子供。ある意味、こっけいな風景でした。



「子供は泣くのが仕事。回りが我慢すべき」
「子供を社会で育てる、暖かく見守ることも大事」

こんな意見の方もいるでしょうし、それは正論です。

でもそれは保護者がやるべきしつけをきちんとしている場合に限定されるのではないでしょうか?


私が親なら、バスの中で泣くことがどれだけ人に不快感を与えるか迷惑かを教えるために叱ります。

「バスの中で泣かない!みんなに迷惑になるでしょ?泣くなら降りてから泣きなさい。」

少なくとも自分の子供にはそうしつけたつもりです。


子供が降りたいというからと言って、人をかきわけて一緒になって前についていく親。

「降りれないの!ワガママ言わない!」となぜ言えないのか。

自分の子供はカワイイ。何をしても許したくなる。

でもそれを許すことだけが愛情ではありません。

時には愛のムチも必要ですよね。


みなさんはどう考えますか??