部下の話しを聞いてますか?

感情に任せて部下を怒っていませんか?

ある時、私の部下で若い職員Aがちょっとした失敗をしました。

私はその失敗が事前に経験則で予想できたのでAの行動をみながら、彼と彼の直属の上司である主任、そして周りの同僚に失敗を防ぐためのアドバイスをして自宅に帰りました。
翌朝、私が出勤すると自分の上司に呼び出され、慌てて上司の席に行きました。
上司は目が血走り、私の顔を見るなり、
「昨日、Aが失態を晒したのを知ってるか?なんで先に帰った?どんな指示をしたんだ?!」
と怒鳴りました。

私は昨日のAの失敗の事実をまだ知りませんでしたが、あれだけ指示をしていったので半信半疑で聞いていました。
そして、私は上司に昨日私が指示した内容の説明をしました。
しかし、上司は私の話しを半分も聞かず、
「詰めが甘いんだよ!そんなことだからダメなんだよ。」
と説教を始めたのです。

上司の頭の中では、私がたいした指示もせず、問題を放置してさっさっと帰った、ということで固まっていました。
ですから、何を言おうと耳に入るわけもなく、ただ怒鳴るだけだったのです。
私は腑に落ちない気持ちでしたが、その場を治めるために仕方なく上司に謝りました。
あとでAや周りの職員に確認したところ、その失敗は騒ぐほどのものではありませんでした。
おそらくこの上司は対外的な面で自分の評価が下がることだけを気にして怒鳴ったに過ぎないということが推測されました。
さて、皆さん
こんな上司をどう思いますか

一緒に仕事をしたいですか

この上司はどうすべきだったのでしょうか

上司と部下のコミュニケーションって難しいですよね。
ちょっとしたことが原因で上司の本性が見え、信頼を失うことにもなります。
今日のキーワードは、
部下の話しを聴く

感情に任せて部下を怒らない

管理職のみなさん、気をつけましょうね

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