カタカムナを語る11

「 大神(オオカミ)と大御神(オオミカミ)」

オオカミ(大神・狼)はカタカムナ数霊で108です。閉門の数霊も108なので、大晦日に鳴らす百八つの除夜の鐘は、「これで今年もおしまい門を閉じます」という意味だと思われます。
108が煩悩の数だというのは仏教的な解釈ではないでしょうか?
さて閉まった門はいつ開くのでしょうか?
開門の数霊は111です。1月11日は鏡開きの日ですよね。つまり12月31日に閉門し、1月1日~1月10日は松(待つ)の内と言い開門を待つ期間なのです。
どうして1月11日まで待たなければならないのか?
オオミカミの数霊は111なので、108で閉門して111で開門すると大神(大神・狼 オオカミ)が大御神(オオミカミ)になるのです。
111―108=3、3の思念は光なので開門すると光が出てくるのです。松(待つ)の内は3(光)が108と111の間を行ったり来たり(閉じたり開いたり)して111を待ち、111になったら門が開いて光が出るのです。
これは閉じている私のこころは、開くのを待ちながら閉じると開くを3(光)が行き来して開き、私から光が出るということでもあります。大神(108)は呑み込む穴で大御神(111)は出る光であると言えます。

ところで、大御神と呼ばれるのは天照だけで、天照は天照大神そして天照大御神の二つの名前で呼ばれます。
天照=二+人+日(ヒ)+刀+口+1111(4=陽=王 王は1が4個でできている)
二人いる(陰陽)の日の根源から出る刀の空間の陽
二人とは、伊勢神社外宮(表)の豊受大神と内宮(裏)の天照の二人ということです。
豊受大神→曲がった豆(豊・勾玉)を受ける大神 
トヨウケ 統合する陽を受け、生み出し放出する→凹  陽のエネルギーを受け取るのは陰
豊受大神は天照(内宮・裏)凸の表の神(外宮・表)凹→凸である天照大神と凹である豊受大神が統合すると陽と陰でゼロになる。ゼロの神は雌雄両性神となります。
つまり、伊勢外宮「豊受大神」と内宮「天照大神」を統合した神が「天照大御神」となるのであり、天照だけが「大御神(雌雄両性神)」となるのです。太陽(数霊45 陽と陰)神とは豊受大神・天照大神のセットで成り立つ「ゼロの神」です。
伊勢では毎日2回、豊受外宮から天照内宮に「御饌(ミケ)」と呼ばれる食事が絶えることなく運ばれています。これはミ(3)の放出(ケ)により「96(天皇)+3=99」を作り出していることなので、「天照大御神」のことを「九九理姫(菊理姫)」と言うのですが、「九九理姫(菊理姫)」に関しては次回また語ることにします。