こんばんは。

桜の蕾はまだまだ膨らむとまでいきませんね。

庭のサクランボの花は今満開です。

 

今日は娘の中学校の卒業式でした。

 

思い起こせば5年前。

中学校受験をしたいんだと娘が言い出しました。

周囲の友人がこぞって受験する準備をしているのを目の当たりにして、

負けず嫌いがやってきたのです。

 

あー大変なことになりそうだと、内心思っていましたが、

受験をしたいという意欲だけは誰にも負けていないようだと感じ、

「やったらいいんちゃう?」と返しました。

 

興味本位で受験をすると言い出したものの、どこの中学に行きたいかまでは決まっていませんでした。

一番初めに見学に行った中学校の楽しそうな授業を見て、

娘はすぐに「絶対にここに通いたい!ここで勉強したい!」と言いました。

 

受からなかったらなんて言って励まそうか。

どちらにしても受験という経験をいいものにしなくてはならない。

私の役目はそれだと思いました。

 

信じられないことに、作文以外は摸試ではずっといい結果を得られていなかったのに、

最後の2か月ほどの一人でやった猛勉強で合格しました‼

結果が届き、泣いて抱き合い喜んだのが3年前。

 

 

「やったらいいんちゃう?」

て言ってよかったなと、卒業の日の今日は、泣きながらが歌う娘を見て思いました。

 

陸上に友情に恋に遊びに勉強に、ほんとにたくさんの楽しい経験と悩み苦しんだ経験と。

この中学校に通えて幸せだったなと思います。

 

そして、とにかくユニークで面白い先生方のおかげで娘の学校の話を聞くのが毎日楽しかった。

先生方、3年間お世話になり、本当にありがとうございました。

 

きっと娘はこの3年を忘れないと思う。

私も忘れないと思う。