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こんばんは。

庭のシマトネリコにた~くさんの花が咲いて、朝のうちはミツバチが大量にやってきます。

こんなに満開に咲くのは初めてなので、車を運転していてもよそのお庭に植わっているシマトネリコを見つけては、

花の様子を観察する毎日です♩

 

先月のこと。

お店に来てくれているあるお客さまが、およそ20年前に会ったことがある男性の方でした。

それは、何度目かに来店下さったときに判明しました。

「〇〇(旧制)先生ですよね?」って。

世間は狭いのです。

 

その方は20年前に私が母校の中学校へ教育実習へ行った時の生徒でした。

ほんの2週間滞在した私のことを覚えてくれている生徒がいるなんて。

驚きと恥ずかしさが一度にやってきました!

その当時、地元のコンビニでアルバイトをしていた私のことを知っていた彼は、

「コンビニのお姉さんが学校にやってきた!」

ということでかなり印象深かったようです笑

 

私は、当時、大学の教育学部に所属していましたが、常に進路に悩んでいました。

大阪や和歌山で就職活動をしながらも、小さいころから憧れていた「先生」への道を捨てきれず、

教育実習を受けることとなりました。

 

しかし、恥ずかしがりやで、たくさんの人の前で話すのが苦手な私にとって、

教育実習の授業は楽しいものではありませんでした。

連日授業計画を作成し、話す練習をして、毎日毎日緊張の連続でくたくた。

そのうえ、専門の教科に全く自信がなくなり、こんな私がいい先生になれるはずがないと思ってしまったのです。

一緒に実習に行った中学校の時の同級生は、この実習で先生になると決めたようでしたが、

私はこの実習で先生になることを諦めました。

その後、内定を頂いた会社の中から百貨店を選び、接客業に就くこととなります。

 

もしも先生の道に進んでいたらどうなってたのかな~っていまだに思うことがあります。

生徒たちに囲まれて笑っている先生を見ると羨ましい気持ちが湧いてきます。

さらに、先生としての目線と、生徒としての目線で先生を見ている自分がいることに気づきます。(いつまでも子ども気分笑)

 

とにかく、教壇に立っている全ての先生は、先生になることを諦めた私にとって憧れであり、尊敬する人なんです。

これはきっと永遠に。