ここ最近新しくお気に入りの作家さんを見つけたので、本を読むことについて書こうと思います。
私にとって、何かあったときのスイッチの入れ替えの方法といえば、眠ることと、音楽を聴くことと、本を読むことです。
幼少期より本を読むのが大好きでした。小学校の先生からも通信簿に「本の楽しみ方を知っているようですね」と書いて頂くほど図書室をよく利用する子どもでした。いろいろなことから逃げるように本を読むことも多かったように思います（笑）
雑貨屋を始める時もまずは、雑貨屋さん経営の本を何冊も読むところから始めました。だって、経験した人がノウハウを教えてくれてるんですから利用しない手はありません。
大人になってからは、時間がないので短編集やエッセイが多くなりました。朝ごはんを食べながら短編を読むのは至福のときです。
この前小川洋子さんのエッセイを読んで、悲しいお話でも、寂しいお話でもないのに、泣けてくるということがありました。
あれ、何でだろうと自分でも一瞬思いましたが、すぐにわかりました。私が心の中で思っていたことを小川さんも思っていて文章にしてくれていたからです。あー同じように考えてる人がいるんだなと感じ取れたときに、感動して泣けてきたんだと思います。
本を読んでいろいろな意見の人がいると知ることも多いですが、自分と同じことを感じたり思ったりしている人がいると知ることもできるのです。
とにかくどんな時にも傍には読んでいる途中の本を置いておきたい。人生を豊かにするツールの１つだと思います。
ということで、青空社の実店舗には青空社文庫があります。
一冊持ってきて一冊好きなのを持って帰るというシステムです。ぜひ譲ってもいいなと思う本があれば持ってきてください♩