エデンの森の理念
自分の生と死に向き合い、
生命力を使い果たすその日までー。
全国民がそれぞれの人生を
謳歌できる世の中を目指し、
私たちは伝え続けます。
【横浜】
生も死も、自分で選択できる世の中を！
安心介護と育児のアドバイザー大場まさみです。
ブログにご訪問ありがとうございます
12月22日木曜日より新たなオンライン勇気づけELM講座が始まります
アドラー心理学勇気づけELM講座募集 | 終わりよければ全てよし！ 主語は「私」で生きていく (ameblo.jp)
1月～久しぶりの対面勇気づけELM講座
（水曜日 ・ 横浜市金沢区）も始まります。
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病院のお正月
私が病院で働いていたのは20年前
その頃は今より入院期間の制限は厳しくなかったため
お正月元気でも、色々な事情があって家に帰らず
病院で看護師と一緒にお正月を祝いながら過ごしている患者さんもいました。
最近は国の政策で
急性期病院のベットはなるべく
確保しなくてはいけないため
小康状態であれば
療養型に転院、もしくは
在宅医療に勧められます。
（病院は正月体制の救急のためにベットをあけておかなきゃいけないので）
お正月前はその調整で病院も必死
我が家も仙台で抗がん剤治療中だった母が
2018年11月20日に発熱。
大学病院に電話するが受診できず
2018年11月23日
酸素度、意識低下で大学病院に救急搬送
2018年12月4日
大学病院から状況説明
その時に『肺炎は2週間くらいで治るため
大学病院には年末入院状態でおくことは
できず、
退院か？転院か？決めておいてください。
癌の治療はこれ以上は出来ず、予後3〜6ヶ月です。どこで過ごすのかご家族で相談しておいてください。』
と言われました。
仙台では高齢の父が見ているだけなので
吸引が必要な母は見ることが出来ず
遠距離介護の私が一時的に
年末年始で帰っても
その時の安心しか得ることが出来ない
そもそも、
在宅療養とは
「安心して家で過ごす」ことであり
不安な中
どうにか一生懸命
誰かがいなきゃ成り立たない状況でやるものではありません
12月4日に大学病院の先生から説明があり
たった1か月でそこから横浜転居を決めた。
「さすがですね！大場さん」
と言われることがありますが
たった１か月では決まりません。
お正月でなければ
病院や在宅施設の受け入れ先も余裕があり
選べるのですが
お正月はどこも人員確保に必死で
突然の希望の場合は近くで確保できなかったり
在宅サービスの場合
時間帯の選択がご飯時や
早朝など比較的ニーズの少ない時間帯になってしまうことがあります。
母の時も１２月４日に説明を受けた時点から考えていては
年末年始には間に合わず
きっと意に沿わず
一度転院するしかなかったと思います。
大事なのは話しておくこと
私たち家族は
緊急入院した11月23日に
退院を迫られた場合と
最悪、このまま亡くなった場合の
両方の話をしていました。
もし、
肺炎が良くなり
退院を迫られた場合
1人で見る自信のない父は
横浜への転居を考えていたので
翌週母が入院している間に
弟が探しておいた物件を
内見しに半日ほど横浜に来て物件を決めていました。
もし横浜に転居する場合の手順も決めておいた
（我が家の場合は引っ越しを伴うので一時的に在宅復帰支援施設の利用で
家の準備を取ろうと話していました）
退院の時期は不確定でも、
家族の希望をまとめておいて
次の必要な話をしてできることを先にしておいた
そのおかげで大学病院から
年末のベット調整の退院もしくは転院を
迫られても
こちらの希望をその場で伝えることが出来たし、
こちらが持っている情報を伝えて
病院の調整する部署に動いてもらう
主治医には必要な書類を揃えてもらう
リハビリでは移動に耐えられる姿勢と体力を最終目標としてリハビリをしてもらう
と役割をわけました
役割を分けたことで年末の時間が少ない調整時間を
スピディーに動けて
本来望ましい家族介護の方向に持っていくことが出来ました。
介護をしている方
これからする予定の方には是非
家族で少し先の迫られる決断について
話しておいてほしいです
病院や在宅の流れに慣れている我々は
突然の退院などにすぐに次の流れが頭に浮かぶけど
ご家族は見えないことばかりで不安いっぱいになります
退院前に少しでも早く動いてもらうことで
安心を得られるのは家に迎えるご家族も
帰ってくる患者さんも
大きなメリットがあります
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