エデンの森の理念
自分の生と死に向き合い、
生命力を使い果たすその日までー。
全国民がそれぞれの人生を
謳歌できる世の中を目指し、
私たちは伝え続けます。
【横浜】
生も死も、自分で選択できる世の中を!
安心介護と育児のアドバイザー大場まさみです。
ブログにご訪問ありがとうございます。
訪問看護終了
私が働く訪問看護の世界
同じ私(看護師)がお家に訪問するといっても
介護訪問
医療訪問
小児訪問
精神訪問
に分かれます
制度が違うだけで
私がすることも考えることも同じなんですけどね
この制度がややこしかったりする
訪問看護が終わるときってどんな時??
亡くなったとき
サービス内容に不満を抱いた時
と嬉しくない終わりのときから
入院した時
施設入所となったとき
と制度上利用できなくなった時
症状が改善して
訪問看護がいらなくなった時
という嬉しい終わりのパターンがあります
精神看護や小児医療の場合
学校生活が始まり
訪問看護の時間が取れなくなった
作業所や就職で訪問看護の時間が合わなくなった
という理由で訪問看護が終わりになる事があり
社会に戻っていく患者さんを嬉しく思います。
精神訪問看護って何しているの?
精神訪問看護の場合
介護保険で
ケアマネさんの役割は居ません
そのかわりの役割の
計画相談員さんがついているときと
ついていないときとあり
ついていても
ケアマネさんとは役割が違うので
全体の指揮や調整役ではありません
残念ながら
医療がその人の一部と考えて
自立支援の仲間に入れてもらえないこともあり
積極的に医療の方からつながらないと
生活が見えてきません
私たちは
経過観察とか
服薬確認・生活指導という医師からの指示で
在宅生活でリズムが崩れないように
支援しながら治療上必要な情報収集をして
社会生活を送る上でどのような生活が
患者さんにとって一番負担なく
その人がその人らしく生活できるかを本人と探していきます
精神看護の患者さんは
薬の服用よりも
生活が安定する方が
穏やかに暮らせます
なので状態が悪くなっても
安易に薬を増やしたくないので
生活が見えることが大切です
その時にその人が
長年刷り込んできた
べきねばの思い込みや
自己否定
かけ離れた自己理想や
孤独化している世界観
にアプローチするのに
アドラー心理学の考え方が役に立っています
思考や観察点が形態化されて理論的
長年生きづらく傷ついてきた患者さんは時に
側に居る人を試すような態度の言動をとるけど
看護師としてどう寄り添うか?は
勇気づけコミュニケーションでスキルを学びます
振り回されることがなくなり
同じスタンスで見守り続けることができるようになったため
嬉しい終わり方で訪問看護卒業していく患者さんと
お別れすることが出来るようになってきました
30年近く
病院ジプシーや入院を繰り返し
周囲との距離感を保てず
トラブルを起こしがちで
家族とも一緒に暮らせなかった患者さんも
先日
無事卒業していきました
不安定で
仕事につけなくて生活保護を受ける事
他の兄弟と違って
《普通の》幸せを掴めない自分を
自己否定して
勝手に家族も否定していると思い込んで
孤独な世界に生きてきた患者さんは
時に訪問中に怒鳴り
時に居留守を使い
それでも次の訪問の時は
玄関を開けてくれて
その複雑だけど助けを求めてる
気持ちに寄り添ってきました
なんとかしたいは驕り
ケアマネがいない分
自分で周囲の人をつなげていかないと
全て情報が訪問看護のもとで止まってしまいます
その人の人生を背負うほど
訪問看護師は側にいることができない
何とかしたい!は
医療の驕りでしかない
その人がどう今を捉えているか?
その言語化が建設的にできれば
看護の役割は果たせます
その人の人生はその人がハンドルをとって
その人なりに走って行けるそれでいいとみんなが思えるそうあって欲しい
医療はその人の人生の一部でしかないから
だからこそ医療者には
抱え込まず
エキスパートな職種に繋げていく共同体感覚が大切
その力は燃え尽き症候群にならないように
自分を守っていく力になります
抱え込まず支えている人が倒れないように
みんなで守っていく
それが本当の意味でのユニバーサル社会
そんな世界を創る
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6月13日(月)1400~1500 勇気づけELM10章
6月20日(月)1400~1600 勇気づけELM11・12章再受講のみ
6月27日(月)1300~1400 アドラー式社内研修STEP2
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