エデンの森の理念
自分の生と死に向き合い、
生命力を使い果たすその日までー。
全国民がそれぞれの人生を
謳歌できる世の中を目指し、
私たちは伝え続けます。
【横浜】
生も死も、自分で選択できる世の中を！
安心介護と育児のアドバイザー大場まさみです。
ブログにご訪問ありがとうございます
亡くなる日の前日
去年6月10日の朝方3時に携帯が鳴りました
「もうそろそろです」
ホスピスの当直ナースからの電話
その10日前
母の胃瘻からの栄養を止める決断をして主治医に伝えていたので覚悟は出来てました。
元気な時から話していた
母の望む最後の時間の過ごし方
（ACPといいます）
もう母の身体は栄養を要らないと言っていたから
話せない状態の母の代わりに私が伝えました
話し合いをした
その日から500mlのポカリスエットを
補充しながら
母の臓器全てが力を尽くして
自然に止まる時間まで大切に
でも当たり前のこととして過ごしていました
父は毎日ホスピスに行って
満足するだけ会って帰ってくる毎日だったし
私も仕事が終わったら5分でも会いに行きました
子ども達はそれぞれ行ける時間があったらバスや電車で向かい
母の側で宿題やテスト勉強をしていたし
母の残りの時間を過ごすのに
特に特別なことをするのではなく
毎日当たり前の様な時間を過ごしていたと
思います
去年の6月9日
久しぶりの美容室の予約を
朝一の時間で入れていて
行くかどうか迷って8日夜遅くに様子を見に行き
この状態なら大丈夫と信じて
美容師さんにもしかしたら途中でやめてもらうかも～と伝えて施術してもらってました
髪をきれいにして
母のところに行って
手を握って声をかけたのが最後でした
まだ温かい最後の手
身体からのサイン
私がいつも施設に言ったら
父に聞いてきてもらっていたのは
尿量と血圧、酸素飽和度と呼吸状態
9日の日
ほとんど尿が出なくなった母だけど
血圧はしっかりと取れていました
呼吸は数日前から無呼吸の時間が出ていて、
それでも
酸素飽和度は95％はしっかりと取れていました
10日施設ナースが見回りに行ったときに
いわゆる死の前の呼吸状態で
すぐに電話してくれたんだけど父を迎えに行って30分ほどの施設に着くころには
心臓が止まっていて
死の瞬間には間に合いませんでしたが
でも私たちは
胃瘻からの栄養を止めた10日前から
心臓が止まる日が来ることがわかっていたし
毎日ちゃんとお別れもしていたので
その瞬間に立ち会えなかったのは
それほど重要ではありませんでした
葬儀会社も決めていて
慌てないで見送る準備が出来て
母が用意してくれた時間は
家族の誰もが後悔しないで看送れるための時間だったのかもしれません
1年経って
心残りが家族全員ほとんどないというのは
ちゃんとその人がどう生きたいかに
最後まで向き合ったからだと思います。
去年の今日投稿するこの時間に
触れることができたのは
冷たい手
もし、今
まだ温かい手が触れる家族がいるのならば
触れてみてください
今日が最期になるかもしれない
その瞬間は誰にでも訪れるものです
臨死体験を通してリアルの意思決定と自分の価値観を知る講座はコチラ↓
アドラー心理学を応用して自らの力で幸せを追求する講座はコチラ↓
■最新スケジュール■
時間内ならリクエスト可能
夜は水曜日木曜日以外は相談可能なのでメッセージ下さい
予定が入ると日程が消えます。お問い合わせはお早めに
6月13日（月）１４００～1500 勇気づけELM10章
6月20日（月）１４００～１６００ 勇気づけELM11・12章
再受講のみ
6月27日（月）１３００～１４００ アドラー式社内研修STEP２
お申し込み＆お問合せ
-