猛吹雪のドカ雪です!
バスが遅れているとのことだったので、今朝は思い切って早めに家を出たのですが、それでも職場に辿り着くまでいつもの倍の時間がかかりました……しかも私が乗ったバスは、あれは一体ほんとは何十分前に来る筈だった便なんでしょう(笑)。
というような日に読むと、喧嘩を売られているようにしか思えないこんな文章……。
読書ブログと銘打ちながら、いつも地元スポーツ関連の話題がしつこくてすみません。
でもこのことには、どうにも平静でいられないんです。
この海老沢泰久氏の一文、問題の経緯を落ち着いた筆致で説明しているだけのことなのに、何で「喧嘩を売られている」みたいな捉え方になるの? と思われる方もいるでしょうね。
最後の1行を見て下さい。
Jリーグ選手へのアンケートでは移行に賛成の意見が7割を占めたそうだが、たぶんスポーツファンは全員が賛成するだろう。
「たぶんスポーツファンは全員が賛成するだろう」……ああ、またか、と思ったのです。
この人も結局、犬飼会長と同類だ。さっぽろ雪まつりができるんだから真冬のサッカー試合だってできるだろうと言った金子達仁氏と同類だ。
全く何の悪気もない、無心で、無邪気な……絶望的なまでの鈍感さ。
J1最終節の12月6日、札幌ドームでは、秋春制反対を訴える署名用紙が回されていました。この署名を呼びかけた方は新潟在住です。
署名に参加した私達は、「スポーツファン」には入らない、ということになりますか?
そして、コンサドーレ札幌の選手達も? 彼等は異口同音に「秋春制など無理だ」と言っています。契約更改の席でこのことを訴えた選手さえいました。
そういう人間が現に存在しているということを、知らないのか思い至らないのかいずれにしても、全く意識にのぼらせることなしに、スポーツファンは全員が、と何のためらいもなく書いてしまえるということ。
この、彼我のあまりの溝に、暗澹とするばかりなのです。