【あおぞら整骨院の始まりから現在まで…】

3月11日。毎年思い出すのは当院のオープン準備をしていた6年前のあの時の事です。

初診患者さんにはお帰りの際にパンフレットをお渡ししていますが、その中の当院の紹介として以下のメッセージが書かれています。

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【あおぞら整骨院の始まりから現在まで】

2011年3月「あおぞら整骨院元住吉院」のオープン準備に追われていたその日…「東日本大震災」が起こりました。

とてもオープンどころではなく、施術者として被災地でボランティア活動を行うことも考えました。

しかし、被災地のこと以前に自分達の目の前の人々が、地震による精神的なストレスや計画停電による生活の制限を受けて当たり前の生活ができない状況でした。

そのような状況の中…私たちが考えた「あおぞら整骨院」として出来ること。それは、この地域の方々の役に立ちながら「被災地へのボランティア活動」を行うことでした。

数日に渡りスタッフ総出で「ボランティア施術」を行い、患者様からの100円づつの寄付と私達の気持ち総額78400円の募金を岩手県、宮城県、福島県の県庁に直接寄付をさせて頂き「この活動を被災地が完全に復興するまで続けていこう」と決めたのです。

そして2011年4月15日あおぞら整骨院は5人のスタッフでスタートを切りました。

ご存じの通りここ元住吉は整骨院激戦区のため院を構えることは、かなりの不安がありました。

慰安的なマッサージや安く長くマッサージをおこなう整骨院が多かったので、私達の武器である【技術力】【瞬時に変化させられる手技】は、元住吉で果たして認めて頂けるのか不安でした。

「朝起きたら腰が動かない」「何年も手が上に挙がらない」「医者にもう治らないと言われた」という患者様の悩みにひとつづつお応えしていくうちに、患者様が一人二人と少しづつ増えていきました。もう治らないと諦めていた患者様の症状が良くなったり、遠くから頑張って来てくださったり……そんな嬉しい瞬間がある度にスタッフと近くの居酒屋で乾杯しながら「あおぞら整骨院」の将来や夢を深夜まで語り合いました。

そして、現在も頼りにして下さる患者様の為に【更なる技術の向上】【決して忘れてはならない感謝の気持ち】を大切に誠実に丁寧に施術させていただいております。

被災地陸前高田市の仮設住宅への「ボランティア治療」も2016年12月まで続けることができました。

元住吉に整骨院は増える一方ですが、これからも「あおぞら整骨院を選んで、来てよかった！」と患者様に言っていただけるように初心を忘れず頑張っていきます。
　　　　　　　　　　　　　　　　院長