■前書き
原作を1話からじっくり楽しむため
1話ずつ読んで、ネタバレとか気にせず適当に感想を書き連ねていくだけのコーナー
■美学
アニメでは第76話「コナンVS怪盗キッド」
ビルの屋上で花火を打ち上げ警察を呼ぶコナン
この話の名乗りは100巻記念ボックスのトップになるくらい象徴的
部屋においてるんだけど見惚れる
この時はまだお互いをナメてるような二人
コナンは隙あらばと時計を構えるも、声色を使い分けるキッドの手腕に呆気に取られる
しかし自分で警察を集めて一体何を?
警察を集めて閃光弾を使い退散する刹那
コナンに「探偵はただの批評家」とこきおろす
怪盗は芸術というの、ちょっとわかる
ルパン三世でいうところの「美学」にも相当すると思ってる
生活苦でただ盗みをするというのはコソ泥のすること
予告状なんてとんでもない。またなりふり構ってもられないから、暴力の類も見境がないでしょう
コソ泥でも強盗でもない、怪盗だからこそのこのやり取りだと思う
もしそんなポリシーもなくやってくる悪党なら、こんなふうにライバルとして、見逃しはしないけど相手のこともある種信頼、リスペクトした本気の勝負なんてできない
下手したら命懸けになってしまう、民間人の命も巻き込みかねないとなると余計に
ルパン三世はまぁ純粋に悪党ではあるけど、視聴者的に見ていてかっこいいと思うこと、銭形との追いかけっこを純粋に楽しむために絶対守ってほしい一線もこれだと思う
なんかそういう美学とかこの頃忘れられがちorこのポリシーが直ちに善人みたいな雰囲気になっちゃうから、なんか微妙なんだよね
怪盗論、語り合いたい
と、ここまではキッドはただの様子見にきただけ
本番は船の上
すでに紛れ込んでいるらしいが……
