青少年事件を専門に扱う弁護士に飼われている犬のジョンは人懐っこい性格で、新一たちが小学生の頃から遊ぶ仲。
ジョンはシェパードかな?警察犬によくいるっぽい。
ある日そんなジョンが人を襲い、階段から転落して亡くなった。
偶然現場に通りかかったコナン、蘭、小五郎が駆けつけた。
被害者は近所に住む前原。
いきなり人を襲って死亡させたとなれば、ジョンは殺処分は免れない。
しかし気になる点も。
ジョンに特定の音声で飛びかかる訓練を行なっており、条件反射を利用した殺人だった。
ただの音声だけでなく、受話器の音、時計の音が合わさって初めて成立する。
中盤のおっちゃんの読みはほぼ正解。
弁護士の息子と、今回の被害者・前原は同級生で、息子は前原からのいじめを苦に自殺した。
当然の怒りは相当なものだったが、弁護士という職業柄もあってか、中学生の泣いて謝る加害者の今後の成長にも期待し許し、時々食事に呼ぶほどになっていたという。
でも前原は更生しなかった。
男性の財布を奪うところを見てしまったのだ。
息子の死は無駄だったのか。このクズは何も変わることないと、息子を亡くした当時の怒りも蘇り、今回の殺害を計画した…
そんな彼にコナンや小五郎も怒りをあらわに。
そんなことをしても彼は喜ばない!と
同情できる理由は十分。
それでも、ものいえぬ犬に罪を着せて、殺しの道具にしたのは許し難い。 殺処分にも同意してたみたいだし、同情の余地がない。という、小五郎の言葉ば響きましたね。
一つ前に、復讐を止めるのに「あなたに代わって法が裁く」がいいと思ったけど、裁けないとなると詰むね、これも。
ましてや、法を武器に戦う弁護士ですらそう感じることすら。
まぁ今回の事件の被害者の場合、恐喝とかでしょっぴけば多少は…でも大した罪にもならないし、余計にいじめはエスカレートするよね。
再犯とか、いじめとか、少年犯罪とか、動物との信頼とか、予告からして胸糞悪い感じだろうなと思ったけど、やっぱりーという感じでした。
確かこの話はアニオリですが、後に語られることもあるので、抑えておきたい作品の一つです。
是非皆様も公式チャンネルで見てみてください!