みなさん、おはようございます。
ちょうど1週間前の先週の土曜日のこと。
実は私、久しぶりにゴルフに出かけました。
といっても、仕事を休んだわけじゃありませんよ。
出かける前に、一仕事、二仕事やってますからね。
ホームページの更新履歴を遡ってみてください。
4月7日(土)の物件更新時刻は6時24分になってません ?
それが何よりも証拠ですから。
土曜日なので6時からの早朝相談はありませんから、
本来なら平日より1時間半ほど遅く事務所に来るんですが、
当日は、私のゴルフと社員のお休みが重なったものですから、
逆に平日より30分早く事務所にやってきたんですよ。
お~っと、事務所に早く来た話なんかどうでもいいんで、
今日私がブログりたいのは、
当日一緒に回ったM設計士から聞いた話のことなんです。
設計を依頼されると、お客様と打合せるわけですが、
そのことについて様々なエピソードを聞かせてもらいました。
そのなかでも、とくに面白かったのは、
風水や家相にとてもこだわるお客様がいて、
こちらの言うことを全く聞いてもらえないものだから、
とうとうM設計士さんの方から、
「今回は別の設計士さんにお頼みください。私はしません」
と断ってしまったという話。(笑) (M設計士もこだわりが強い !)
設計士は商売人というより芸術家的といいますけど、
まさにそれを地で行くお人なんですね。
因みに私も過去何度か、
「風水」や「家相」については
自分の考え方をブログってきましたので、
読まれた方々は私の結論はだいたいおわかりと思います。
ただ、読んでいない方は当然わかりませんので、
申し訳けないですが、改めてブログらせてくださいね。
「地相」や「家相」、「風水」といった考え方は、
本来中国から伝わった方角の吉凶についての言い伝えです。
古代中国では、地相や家相、風水を元に物事を決定していました。
風や太陽の光など自然の力を「住まい」に取り込むことで、
快適な生活を送ることができるようにしたわけですね。
日本では奈良時代にこのような考え方が伝わり、
占い師が決めた方角へ都を移転したり、
宮殿の建築様式を決めてたといわれているんですね。
この吉凶の考え方には様々なものがあるわけですが、
とくに「鬼門」、「裏鬼門」についてはみなさんもよくご存知でしょう。
北東、南西は、それぞれ「鬼門」、「裏鬼門」にあたるから、
この位置に凹凸があるような土地を購入してはいけない
とか、
この場所に台所・トイレなどの水まわりや玄関を造ってはいけない
とかいわれていますでしょ !
また、「地相」についていえば、
たとえば三角形の土地は避けたほうがいいといわれます。
さらに、山の麓や崖下の土地、道の突きあたりにある土地、
河川の近くにある土地なども避けたほうがいいといわれています。
三角形の土地に三角形の土地を建てれば
一見バッチシのような感じがしないこともないですが、
敷地にしても、家の中にしてもデッドスペースが多くなります。
また、三角形の家はパランスという面でもよくはありませんね。
耐震性という面で長方形の家に比べて疑問符がつきますでしょ !
さらに、山の麓や崖下の場合は、崖崩れの心配もありますね。
また、河川に近い土地は洪水や浸水の可能性もありますからね。
ただ、ここで考えてもらいたいことは、
すべてがこのように理屈で説明できるものではないということです。
だってそうでしょう !
たとえば北東や南西の凹凸に関しては、
古代中国では都から見た北東の方向にいる異民族が
時折攻めてくることがあったという歴史から来ていることです。
つまり、こういうことですよ。
この方角に出っ張りのある玄関をつくると、
敵が入ってきやすいという考え方に基づく言い伝えなんですね。
でもねえ、それはあくまでも
古代中国での話であって、現在の日本には関係のない話でしょ !
他の言い伝えのなかにも、
単に気象条件や地理的状況にあてはめたものも少なくないし、
これは明らかに迷信と考えられるものも数多く混じっているのです。
さあ、みなさん !
そこでもう一度よ~く考えてほしいのですねえ。
古代中国と現代日本での環境は異なるということを前提にして、
「地相」、「家相」、「風水」をどこまで考慮したらよいのか ?
ということをですね。
ということで、
話が長くなりましたから、
この続きはまた明日ということにいたしましょう。
明日は、「地相」、「家相」、「風水」に対する考え方の真髄に迫ります。
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