じわりと広がる中古住宅市場 | あおぞらエステート社長のブログ

みなさん、おはようございます。グッモー


新年度に入りました。


とりあえず予算案は成立しました。


ても特例公債法案は成立していません。


絵に描いた餅のような実行不可能な予算です。


国会議員のみなさんは全員政治家失格です !


国民に対するもの凄い裏切りです。


オールジャパンにはなれないは、


こんな大変な時に総選挙を強行するは


ちょっと頭がおかしいんじゃないですかね ?


政治があまりにも国民目線から離れ過ぎています。


(今日は、このくらいの愚痴にとどめます !)




さて、私は今まで何度も何度も、ホントに何度も


直接お客様の目の前で、あるいはこのブログを通して、


「これからは中古住宅市場が広がっていきますよ !」


一貫して、お話をしてまいりました。(もうシツコイくらいにね !)


昔は、「マイホームは一生のもの」という価値基準でした。


なぜなら、「日本では不動産は絶対に値上がりする」という


土地神話がずっと根づいていたからなんですね。


ところが、バブルが弾け土地神話が崩壊してからは、


不動産への価値基準が相当変化してきたように思います。


とりわけ個人住宅に関していえば、


それはもう便利性・快適性を追求するものであって、


将来の値上がりを期待するものではなくなってきました。


資産価値を期待することができなければ、


相続を受けた子供さんも、今住んでいるところから、


わざさわざ引越してこようとかも思わなくなったのです。


(もちろん、場所がよほど便利のいいところであれば話は別ですよ !)


その結果、こうした中古住宅が売りに出されるようになり、


新たな人たちが、それを購入するようになってきたわけです。




ところで日本人は、


とくに住宅に関しては、これまで圧倒的に新築好みでした。


これは欧米人の住宅に対する価値観とはまったく逆の発想です。


欧米人は住宅を、「資産価値があるもの」とはあまり考えません。


むしろ、「便利性・快適性を得るもの」としての価値を期待します。


建物の構造面に問題がないのなら、自分が使いやすいように、


どんどん内装を変えていくのです。(だから建物内は新築同様 !)


要は、立地条件がよくて躯体がシッカリしてあればいいのです。


リフォームという考え方が昔からずっと染みついているのですね。


「石の文化」と「木の文化」の違いなんでしょうかね・・・・・。


また、賃貸物件ならいざ知らず、マイホーム購入となれば


「心機一転、新しいものでなきゃ !」という日本人特有 ? の感情が


新築物件を後押しする大きな要因になったいたことは否めません。




ところが、近年は


私たち日本人のライフサイクルにも大きな変化が生じてきました。


そうした背景には、「高齢化」や「少子化」、「年金不安」、


「離婚率・未婚率の増加」などといったものがあると思います。


また企業活動も、今はグローバルスタンダードが行動基準です。


企業の海外進出、海外企業の日本への進出が盛んになり


日本企業の雇用形態も大きく変わってきました。


「年功序列」、「終身雇用」、「企業別組合」は今は昔の物語です。


そうしたことからも、日本人のマイホームについての考え方にも


大きな変化が生じてきたことはいうまでもありません。


「都心回帰」いう言葉をお聞きになられたことがあると思います。


高度成長時代からバブル時代にかけては、


「電車で片道2時間かけてでもマイホームが欲しい」との願いから


都心部の郊外はどんどん宅地開発されていきました。


その結果、土地神話にますます拍車がかかり、


あのバブル時代へと突入していくことになったわけです。


バブルが弾けた後はみなさん、ご承知の通り !


不動産の価格は、あれよあれよという間に下がり続けました。


(数年前のミニバブルの際には、一部で上がりましたけど・・・)


その結果、私たち日本人は


便利さ・快適さを求め、都心へと回帰するようになったのです。


郊外の不動産は資産価値が望めないうえに便利も悪いです。


とくに近年の特徴は、高齢者が郊外の土地を売却して


都心部に引っ越してくることです。(マンションでもいいのです)


今さらマンション生活なんて大丈夫なの ? という心配は御無用 !


団塊世代の人々だけでなく、もっと年齢が上の人たちもそうです。


都会のほうが便利がいい。病院も近い。カルチャーセンターもある。


60歳代といっても、みなさん本当にまだまだ若いですからね。


また、今、最もマイホームの需要があるのは団塊ジュニアたち。


彼らの不動産に対する考え方は、中古市場拡大にうってつけです。


立地条件がよければ物件は多少古くても構わない。


子供たちが成長したら、住み替えることも考えています。


新築のものに大きなお金をかけるのはナンセンスです。


だからといってボロボロの家に住もうとは思っていません。


そこで登場するのが、


「リフォーム」であり「リノベーション」なのです。


躯体がシッカリしておれば、リフォームで新築同様になりますから。


この考え方は、まさに欧米流の考え方に相通じるものがあるでしょう。




たとえば、このマンション、 (弊社ホームページに掲載してます)

http://www.aozora-estate.co.jp/baibai/syousai/1/7166dat.html  


昭和54年築ですけど、昨年リノベーションされた物件です。



あおぞらエステート社長のブログ

 リノベーション前(4DK・和室3+洋室1(写真上の部屋)+DK)



それがこんなふうに完全に変わってしまいました。


        あおぞらエステート社長のブログ
        リノベーション後(3SLDK・洋室3+納戸+LDK)



当然、バス、トイレ、システムキッチン、シャンプドレーサーなど


すべてが新品です。


場所も高宮通り沿いにあり、西鉄平尾駅、西鉄高宮駅にも近いです。


信頼のおける業者さんがリノベーションしていますから、安心ですよ !


(内覧のご希望は、0120-556-846 (0120-こころはしろ)まで)




このように、今後はますます中古住宅市場が賑わっていくでしょう。


中古戸建てであれ、中古マンションであれ、


リフォームすれば新築同然になるというのが現代流。


「家」に資産価値を求めるのではなく、


「家」本来の便利性・快適性を求めるのが


今どきのマイホーム取得の賢い考え方なのかもしれません。 会社おやじ。  


追記


   因みに、私のマンションはバブル絶頂のときに購入したんですが、


   今売却すれば、間違いなく購入価格の3分の1を切るでしょう。


   下手すれば、4分の1の価格でも売れないかもしれません。たはー


   (それほど便利のいいところではないので仕方ないですけど・・・とほほとほほ)



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http://www.aozora-estate.co.jp