みなさん、おはようございます。
遼くん、残念です・・・・・・・(複雑な心境)
その分、勇太、頑張れ !
今は、それしか言えませんばい、ショックで・・・
ところで、昨日のブログにコメントをいただきました。
「カチューシャ」つながりで明日は「AKB48」ですか ?
残念ながら、そうは問屋がお卸さないのがこのブログです。
でも、投稿いただきまして本当にありがとうございました。
「○○つながり」ということがヒントになって、
今日は、時期を得たこんなタイトルのお話をすることができます。
○○に入る言葉は、「お盆」なんですが、 まさにピッタシでしょ !
(そうそう、今日は仏様を迎えに行かなくちゃなりません。
ということで、私も本日は夕刻にお墓参りに行ってまいります。
そこで、今日は17時で営業を終了させていただきますので
)
BONSAI(盆栽のお話をしようと思ったのは、
「お盆」つながりで「盆栽」が自然と頭に浮かんできたからなんです。
(いや、あのう、BANZAI(万歳)ではありませんよ !)
お盆だから、BONSAN (ぼんさん)とは関係あるけどね !
)
さて、「盆栽」というのは日本では昔から、
お年寄りの趣味の定番のように思われてますけど、
いやいや、この盆栽は近年、SUSHI(寿司)と同じように、
日本文化の代表的存在として広く世界に広まっていまして、
もはや世界共通語としての地位を確立しているようであります。
う~ん確かに、日本を代表するの芸術品でありますねえ。
さて、このBONSAIが
世界共通語になったキッカケといえば
どうも、戦後日本に駐留していた各国の兵士たちが
祖国に帰って盆栽の素晴らしさを伝えたからみたいなんですね。
その証拠に
1970(昭和45)年の大阪万博覧会の盆栽展には、
外国人が殺到したといいますからね。
(とりわけ、ケヤキの盆栽は超人気だったとか !)
因みに、これは本物ですが・・・
今では、各国にBONSAIの愛好者が急増しているようで、
その認知度は「歌舞伎」や「能楽」と並ぶほどといわれているんです。
それほど日本の伝統文化の代表的存在になっているというわけですね。
驚くことに、
ドイツ・スペイン・ノルウエー・アメリカなどには「盆栽協会」があり、
またイタリアには盆栽の専門学校まであるほどですからね。
バリ島のリゾート地にはBONSAI CAFE」なるものまであるんですよ。
しかも、世界中の盆栽ファンは約5,000万人ともいわれており、
年齢層も高校生からお年寄りまで、さまざまということらしいですからね。
ところで、
盆栽は日本で生まれたものでない ! ってことご存知ですか ?
そう! 中国で生まれ、遣隋使によって日本に伝えられたんですよ。
平安時代には既に宮廷人の間で流行していたようですけど
当時はまだ「盆栽」と言う言葉はなかったみたいですね。
観賞用として草木を小さな器に植えて飾っていたようですが、
今のように手を入れるようなことはしなかったみたいですよ。
盆栽の定義が確立されたのは明治時代になってからで
「自然美を追求する」
という趣旨が、世間一般にもに広まっていったわけです。
ここでいう「自然美」とは・・・・
まず、盆栽の「盆」とは陶磁器で造られた鉢のことね。
そして、「栽」とはその鉢に草木を植栽することを意味します。
つまり、
植えた草木を育成する過程の中で、
培養しながら姿を整え、天然の自然美以上の自然美を作り出して、
それを鑑賞しようということなんです。
因みに、
盆栽には松をはじめ、いろいろなものを植えるわけだけど、
培養法が非常に重要で、とにかく手間ひまがかかりますよね。
普通のサラリーマンには、とてもそんな時間はなかなかとれません。
多分そこからなんでしょうね ?
「盆栽は時間を持て余しているお年寄りの趣味」と言われたのは・・・。
かつて日本が、高度成長を成し遂げてきたときのことを振り返れば、
そう決め付けていたとしても仕方がなかったのかもしれませんけどね。
ところが、日本でそうこうしている間に、
外国では、「盆栽」の良さがだんだんと理解されてきたわけです。
私たちは、「わび」と「さび」が日本の心といいながら、
高度成長の時から、徐々に本物の自然を自ら失いかけています。
どうでしょう ?
中国の経済成長を横目に見ながら、
本当の自然美、生活の充実感、心の幸福感を求めて
今からでもBONSAIをやってみるというのもいいかもしれませんよ。
と、言いたいけど、
こんな景気や政治じゃ先も見えず、そんな余裕もないでしょうかね ?
あおぞらエステートのHPはこちら
http://www.aozora-estate.co.jp