新たに病気が見つかった | そらぶろ

そらぶろ

果物大好き、お菓子大好きな糖尿病の母。
なんとか食生活を改善しようと手伝い中です。

先日また検査のために、父と二人で母を病院へ。
当初は脳の検査を4つのはずでしたが、脳の検査から心臓が悪いとわかり、さらに2つの検査をすることに。

結果からいうと、心臓が止まっている時間が長いということでした。
心筋梗塞も起こしていて、かなり危険な状態であると。

ドクターから言われたのは「あなたがどう生きたいかにかかっています」。

母は糖尿病の治療を受けているけれど、改善どころか悪化の一途(ドクター曰わく「治療しているとは思えない数値」)。
煙草も止められないので、心臓にも脳にも病気が出てる。
若ければ薬の治療以外に生活習慣の改善指導ができるけれど、認知症もある母がそれに従うわけがない。

だから最後通告です。
「あなたがどう生きたいか。あと一口をやめる。煙草を半分にする。そういう努力をするか、もうそんなことはしたくないとあきらめるか。
それはあなたが決めることです」

どちらを母が選ぶかは一目瞭然です。
それは母の選択だから、母が我慢や頑張りなんてしたくないのなら仕方ない。

心臓のことは父にはショックだったようです。
そりゃそうです。
「ちょっとでいいから歩こう」「外が嫌なら部屋で足踏み運動しよう」「肉も魚も野菜も食べなきゃだめだぞ」
何年も母に勧めてきたけど、一切を母は無視してきたから。

太らないよう、少しでも糖尿病が改善するよう、毎日母を気にかけていたのに報われない。

そして認知症になってからは母のわがままはひどくなり、端から見てると父を顎で使ってる感じ。
懸命に介護する父に対して「すぐ私のことを怒る」「自分勝手なことばかりする」と、被害妄想。
夫婦間のことだから「恩を仇で返す」と言ったらおかしいですが、母の言うことはそんなふうにしか見えない…

母の病院に私が付き添うと「ありがとう。一緒にいてくれてほんとに助かったよ」という父。
付き添ってる間中ずっと文句を言う母だから、父ひとりで受け止めさせるのはあまりにも気の毒です。


父から「ママのこれからのことをそらと考えたい」とメールが来ました。
年末には兄が来る。
今、父と何か方針を決めても、兄が知識振りまいて父を惑わせてしまうのは目に見えてる。
父には少し待たせてしまうけれど、すべては兄が帰ってから。
医療知識がある兄の提案を、実行できるものとできないものに振り分ける。
母の最後がすぐそこなのか、まだ何年かあるのか、そんなことはわからない。
わからないから、それぞれが一番小さな負担で済むように暮らしていくことが大事なように私には思えます。