私の見る夢はドタバタが多いのだけど、一週間くらい前に見たのはちょっと違いました。
後ろからきたタクシーが私に突っ込んできて、私はタクシーと壁に挟まれました。
どうやっても抜けられずもがいていると、前方で「ああっ、そら!」と声が。
見ると母がそこに。
足が不自由な母は私に駆け寄ることはできず、でもなんとかこちらに来ようとしてる。
そしてタクシーがハンドルを切って、私はさらに壁に挟まれることに。
その瞬間、私は今の私ではなく、5歳くらいになりました。
「ママーっ!助けて!助けて!」
そのとき「プチッ」という音がしました。
そして私の左目からスーッと涙が一筋流れました。
夢はそこでおしまい。
あのときの「プチッ」っとい音。
骨が折れるような音ではなく、何かが終わるような、スイッチを切るような音。
そして母の顔にあった恐怖。
夢の後は真っ暗で何も覚えてないのは、私死んだんだろうなあ。
いえ、母より先には死にませんし。もちろん父より先もなしです。
親にあんな顔をさせては絶対いけないから。
さて、仕事に行ってきますね。