上の二つの記事からの続きです。
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*今日の海ちゃんの写真は全部、手術の次の日以降のものです。
当日は流石にあまり写真を撮れませんでした・・・
無事に病院で手術を終え、帰宅した海ちゃん。
麻酔がまだ残っていてフラつく足でヨロヨロと部屋の中を歩き回り、まだいつものようにジャンプはできないのに高いところへ行こうとしては転び。。。
とてもひとりにしてはおけません。
落ち着くまでずっと側にいる事にしましたが、自分に何が起きたのか理解しているはずもない海は苦しそうな悲しそうな声で鳴いてなかなか落ち着きません。
寝たかな?と思ってもすぐに「うわぁぁぁ・・・」と大きな声で鳴いて。。。
急いでそばに行って体を撫でてやると少しウトウトと寝て。。。
でもすぐに目覚めて「うわぁぁぁぁ・・・」と。。。
麻酔が完全に切れて、手術の傷が痛むのかもしれません。
それと落ち着かない理由がもうひとつ。
病院から頂いた術後服のサイズが海ちゃんには小さすぎたんです・・・
猫用ってワンサイズしかないのか、海ちゃんがおデブすぎるのか、ピッチピチのぎゅうぎゅうでまるで拘束されているかのよう
なので以前から「可愛いなぁ」と思っていた術後服を急いでポチッと注文。
即日発送してくれるお店でしたが、いくら早くても届くのは明後日。。。
それまでは。。。
海ちゃんは真夜中を過ぎても様子が変わらず、少し体が熱くて熱が出てしまったようでした。
全然眠れないみたいで「うわぁぁぁん・・・」とまるで泣いているような声を上げていて、そばでずっと体を撫でてあげることしかできません
これは徹夜かな・・・と覚悟。
徹夜ついでに拘束着のような術後服をなんとかしようと、タイミングを見計らい、そっと海をひとりにして急いで探し物を始めました。
以前にボンの舐めハゲ対策で買ったお洋服があったことを思い出したのです。
ボンがあまりに嫌がるので一度試着しただけで「まおとさくの思い出Box」にしまっていたお洋服。
術後服ではないので肝心のお腹の部分は覆われていないのですが、後ろ足も通して履くタイプなのでいわば作業服のつなぎみたいな感じのデザイン。
ボンのサイズに合わせて買ったので大きさも海ちゃんには充分なはず。
お腹の部分に端布を縫い足せばなんとかなるのでは、と夜中にチクチク・・・。
なんとかそれらしいものが出来て、無事に海ちゃんに着せることができました!!
(着替える時になるべくお腹を触らないように気をつけたのですが、やっぱり痛いのかかなりワァワァ鳴かれてしまいました)
やはりきつい術後服が辛かったようで、余裕のある服に着替えたら少し落ち着いた様子になりました。
顔の表情が良くなった気がしたので、前日夜中からお水もご飯も摂取していなかったし、お気に入りのパウチをスプーンに乗せて近づけたら一口舐めてくれて。
朝の5時過ぎまでは時々「うわぁぁぁん」と鳴いていましたが、6時になる頃には体を横にしてグッスリと眠り始めました。
頂いていたお薬が効いたのか熱も下がったようで、やっと楽になったのかも。
今回一番大変だったのは、手術直後、というかお迎えに行ってからの約14時間でした。。。
乳腺腫瘍は転移しやすいガンと聞きますが、、、、
もうこんな辛い思いを海ちゃんにさせなくて済みますように・・・と祈るばかりです。
(またしても続く)
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