海の乳腺腫瘍のこと〜病院へ連れていくまで〜 からの続きです。
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大騒ぎでやっとキャリーに入れて病院へ連れて行くことができた海ちゃん。
診察台の上では暴れることはなかったものの「マルマジロ」になっちゃってなかなかお腹を見せてくれません。
(「マルマジロ」・・・怖いのでお腹を隠すように丸まって固まってしまうこと)
獣医さんと私でなんとかバンザイの体勢をさせようとしても全力で丸まるのでなかなか肝心の場所を見せられません
(それにおデブちゃんなので脂肪が邪魔を・・・)
でもさすが獣医さん、左側の真ん中あたりの乳首の脇、と少し細かく場所を伝えるとすぐに見つけてくれました。
で、触診してすぐに「手術しましょう」の話に。
「猫の乳腺腫瘍は9割が悪性ですから・・・」と。
腫瘍は摘出した後で検査してもらうことになり、一週間後に手術することが決まりました。
一週間後・・・海ちゃん捕まるかしら・・・と、診察から帰ってきて「ひどい目にあった」と非難がましい様子の海を見つめながらため息をついてしまいました。
そして手術の日。
たまたま仕事の休みが取れた主人と「二人がかりならなんとか捕まるだろう」と気合いを入れて臨んだのですが。
なんと、寝ているところをあっさり捕まえられて、あっさりキャリーの中に。
・・・あれれれれ???(笑)拍子抜けです(笑)
病院で診察室からネットに入れられたまま奥の方へ連れて行かれる時は「うわぁぁぁァァ」と悲鳴のような声をあげましたが、思ったより大人しくしてくれててホッとしました。
頑張れ海ちゃん・・・。
そして夕方、電話がなかったので無事に終わったんだな、と少しホッとしながら海を迎えに行きました。
診察台で弱々しく鳴く海。
摘出した部分は皮膚5センチ四方くらいの面積で結構広い範囲。
腫瘍だけでなく乳腺もある程度摘出したそう。
海ちゃん、パイパイがひとつ無くなっちゃいました・・・。
抜糸まで二週間。
長い猫生の中のたった二週間だ、と言い聞かせながらまだ麻酔が残っていてフラつく海を連れて帰路についたのでした。
海、お疲れ様。
(またまた続く)
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