FIVキャリアということ | ゆきねこ日和

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2023年1月現在、14歳三毛姉妹「月」「海」、16歳キジ白男子「ボン」、11歳サバ白女子「小桃」、8歳黒キジ男子「ナル」、16歳の白男子「しー太」。総勢6匹の猫たちと、うっすら絵描きの妻とその夫。ファミリーの賑やかで楽しい日々を綴ります。

 

*今日はちょっとシリアスなお話デス真顔

 

我が家は二階建ての小さなビル。一階は店舗、二階が住居になっています。

 

一階には他のエリアとは完全に独立している5畳くらいの広さの部屋があり、そこは私のアトリエになっています。

(元は倉庫)

 

そのアトリエには2017年の夏に保護した女の子、花ちゃんがひとりで暮らしています。

 

花ちゃんはエイズキャリア。

 

保護した時はお外で生活をしていた花ちゃんですが、明らかに人と暮らしたことがある様子。

 

理想は花ちゃんだけを可愛がってくれる、普通のお宅で暮らすことだと思って里親さんも探したのですが。

(うちは花ちゃん以外に5匹もにゃんこがいて、ちょっと普通とは言い難い口笛

 

すでに成猫だった花ちゃん、なかなか里親さんが見つからないうちに去年の3月頃から急に口内炎がひどくなりました。

 

以来、月に一回ほどのペースで病院で注射をしないと、ご飯が食べられなくなる状態に。

 

「猫エイズの症状のひとつです」と獣医さん。

 

発症した、と確定したわけではないのですが「FIVキャリアの子の口内炎は治らないと思った方がいい」そうで・・・

(二人の獣医さんに同じことを言われましたガーン

 

キャリア 、というだけなら環境が良ければ発症せずに天寿を全うしたかもしれませんが、口内炎の症状が出てしまっては里親さんを探す、というわけにはいきません。

 

あとは花ちゃんが妖精になるまで、うちで最後まで・・・。

 

 
お口、パッと見えるところは綺麗なのですが、奥の喉の方が真っ赤です。
 
月イチペースのステロイド注射で、10歳くらいまで頑張ってくれれば。。。なんて思っているのですが。
 
なぜ10歳かというと、30年以上前に実家で飼っていた猫ちゃんがFIVキャリア で、10歳の頃に発症して亡くなっているんです。
 
最期は、痒くてちょっとカキカキしたわずかな引っかき傷も自分で治すことができず膿んでしまって。。。
 
お口の中は言うに及ばずで。。。
 
だから現在5歳(推定)の花ちゃんも、目指せ10歳!なんですが。。。
 
昨年の12月6日に注射、いつもだとお正月明けごろまでは持つはずが10日くらいでご飯をあまり食べなくなり26日に注射。
 
今度は1ヶ月持つかな、と思っていましたが、今日はもうご飯を見ても顔を背けて食べようとしません。
 
注射の効きが急に悪くなってるのかもしれません。
 
ステロイドは免疫力を抑制する作用があります。
 
ただでさえエイズウィルスのせいで免疫機能がめちゃめちゃになっている花ちゃんに、そんなに頻繁にステロイド注射を打つわけにはいきません。
 
かといって何もしないわけにはいかないけど、お口が痛くて辛い子に強制給餌だけはしないと決めています。
 
少しでも違和感があると食べ物に見向きもしなくなる花ちゃん。
 
ひとつ気になるのは、食べなくなる前に尿の量がやけに多くなっていたこと。
 
とりあえずは尿検査では異常なかったんですが、腎臓が弱ってたり・・・??
 
どちらにしても。。。とにかく穏やかな時間が過ぎてくれることを祈っています。
 
自分の子供たちを守るために、体重が20キロ以上あるワンちゃんに向かっていったりハクビシンと戦ったりした無敵のママ猫、花ちゃん。
 
また復活して元気になってくれるといいな。
 
 

 

 

 

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