※今日のブログは、いつもとちょっと毛色が違います。
普段はあまり自分の価値観や考えを、ブログには書かないようにしているのですが、、、
今日はちょっと、思うところもありまして。
まあ、こういう考え方もあるか、とだけ感じていただければ嬉しいです。
2011年3月11日東日本大震災、そして福島第一原子力発電所の事故。
すべてがそこから始まりました。
最終的に原発から半径20キロ圏内の地域は警戒区域に設定され、住民ですら立ち入り出来ない状態に。
そこに取り残された動物たち。
大地震の瞬間、我が家の猫達を守ることしか考えていなかった私は、間接的にではありますが必然的にその問題に関わる事になりました。
福島の警戒区域のこと、取り残された動物達。
震災から1年以上が経過して、震災自体も社会の記憶から薄れていく中、動物たちのことは人間の事以上に速いペースで忘れ去られようとしているような気がします。
ボランティアさんたち、体力も気力も限界です。
疲れきっています。
救っても救っても終わりの見えない現場。
やっとの事で安全な場所へつれてきたのに、力尽きてしまう命たち。
無力感にさいなまれ、自分を責めて、心を壊してしまえば楽だけどそれが出来ないボランティアさんたち。
そんな中、誹謗中傷も多くあると聞きました。
やるせないですね。
それでもきらめく命がそこにある限り、彼ら、彼女達、這ってでも救いに行こうとしています。
なぜ、国が、自治体が動かないのかなどという怒りすらももう通り越してしまいました。
もう、怒っても無駄なのだと国に絶望もしました。
国が動かないなら国民が動かなくちゃいけないけど、それも簡単なことではなくて。
この国では、年間何十万匹もの犬や猫が命を絶たれています。
福島だけの問題じゃありません。
だから「福島の現場が大変だから、福島の子達を優先して助けて!」などと言っているわけではありません。
こういう話をすると、必ずこういう突っ込みをしてくる人がいます。
「動物たちを助けてと言っているその口で、牛肉や豚肉を食べるんでしょ?偽善だ」と。
私の価値観からすれば、物事それ自体に善悪はないんだから「偽善」という概念自体が人間都合の詭弁なんですけど。
それはともかく。
人間に限らず、生きとし生けるものは全て他者の命を頂いて、己の命をつなぎます。
今、たくさんのボランティアさんたちが助けようとしている警戒区域内の動物たちは、原発の事故前まで人間の営みの中で生き、そして土に帰っていました。
事故後、突然その区域で人の営みが消えました。
今まで人の営みと共にその生を送っていた動物たちを、人の営みの中へ戻したいんです。
どちらにしても人間都合には違いなんですが、今まで人間都合で可愛がっていた生き物を、原発事故が起きて立ち入り禁止になったからと置き去りにしたら・・・。
なんだかあんまりだと思いませんか。
いやはや、ついつい泣きながら書いてしまいました。
まとまりのない文章でスミマセンでした。
ボランティアの皆さんは、いろいろな思いで動物たちに関わっていらっしゃいます。
たくさんの団体さんの中で、なんとなくご縁があって応援している方々の動画がYoutubeに何本かアップされていますので、一部をご紹介します。
どうか、がんばるボランティアさんたちを忘れずに、これからも皆さんの力を貸してください。
お願いします。
☆にゃんこはうす(南相馬)
にゃんこはうすチャンネル
☆にゃんだーガード(田村市)
☆アニマルレスキューチーム~Happy Road~(猪苗代)
(動画はありませんが、震災前から応援しているボランティアさんなので)
にゃんだーガード
南相馬:にゃんこはうす
東日本大震災の被災動物たちをレスキューしています。
ボランティアさん常時募集中!!
里親様、一時預かりさまも急募です
にゃんだーガード欲しいものリスト
にゃんこはうす欲しいものリスト
皆様のご支援で成り立っております
よろしくお願いします。
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