純粋毛穴にはABCG導入、つまり毛穴にはソニックウオッシュコース、たるみ毛穴にはEマックス導入 | 青山ヒフ科クリニック院長Dr.亀山のオフィシャルブログ

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表参道にある青山ヒフ科クリニック 院長 亀山孝一郎のブログです。

毛穴の開きには純粋毛穴、つまり毛穴、たるみ毛穴があると解説しました。

これの毛穴の治療に共通して必要なのは皮脂分泌を抑制することです。

 

皮脂分泌を抑制する外用剤として青山ヒフ科クリニックには

毛穴レス美白ローション

毛穴引き締めホワイトエッセンス

アンチエイジングローション

レチノールセラム

VCローション

VCクリーム

TAクリ-ム

があります。

 

配合した成分は

毛穴レス美白ローションにはビタミンB3を含むビタミンB群Cとグルタチオン

毛穴引き締めホワイトエッセンスにはカフェインやトラネキサム酸

アンチエイジングローションには毛穴引き締めホワイトエッセンスの成分とビタミンB3,PQQ

レチノールセラムにはパルミチン酸レチノール

VCローションには水溶性ビタミンC誘導体

VCクリームには水溶性ビタミンC誘導体

TAクリームにはトラネキサム酸です。

これらの外用剤はすべての毛穴タイプに使用出来ます。

特に毛穴レス美白ローション 毛穴引き締めホワイトエッセンス レチノールセラムは重要成分の重なりもないので

これら3つをっわせて使用すると、皮脂分泌をおさえ、毛穴のつまりを抑制して たるみにも効果を発揮します。

毛穴の開き以外に、ニキビ、赤ら顔、シワ、たるみにも効果を発揮します。

 

そして特にしわやたるみが気になる方はアンチエイジングローションがおすすめです。

アンチエイジングローションは毛穴引き締めホワイトエッセンスにビタミンB3やPQQなどの

代謝を促進する成分を配合しているので、たるみ毛穴だけでなくしわ、たるみ全般に効果を発揮します。

 

これらの外用で満足できないようであれば

ビタミンCのエレクトロポレーション導入、

毛穴のつまりや厚い角層が気になるなら

ビタミンAのエレクトロポレーション導入がおすすめです。

上はパルミチン酸レチノールのエレクトロポレーションによる導入の前(左)と後(右)です。

 

これらの外用剤の成分からビタミンABCとグルタチオンをピックアップして導入するのが

ビタミンABCGコースです。

上はABCGエレクトロポレーションの導入前(左)と後(右)です。

 

これらの成分は以前解説したように、AMPKというリン酸化酵素を活性化、サーチュインという長寿遺伝子を活性化

そしてFoxO1という転写因子を活性化して

 

皮脂腺細胞の分化を低下させ、

皮脂の分泌を抑制し、

炎症を抑え赤ら顔をおさえ

ミトコンドリアを活性化してアンチエイジング作用を発揮します。

 

ビタミンC導入に比してより高いレベルで毛穴を閉じて赤味をへらしてアンチエイジング効果を発揮します。

 

 

 

皮脂のつまりが気になる方はケミカルピーリング、ミラノピーリング、ダーマペン、フラクショナルレーザーがあります。

これらはクレーターにも効果を発揮します。

ビタミンABCGの導入とこれらの治療の組み合わせがニキビ治療のスタンダードです。

今すぐニキビを治したい場合にはビタミンCなどを皮膚に直接注射するニキビ注射が有効です。

頑固なニキビにはダラシンという抗菌剤を合わせて治療することが可能です。

 

特に毛穴のつまりが気になる方には、 ソニックウオッシュピーリング+ハイパーエナジー導入

上はソニックウオッシュピーリングを数回やった方です。毛穴の詰まりが全く消失しています。

上はソニックウオッシュピーリング+ハイパーエナジー導入を1回施行した方です。

たるみ毛穴が気になる方にはEマックス導入がおすすめです。

上は同トリートメントを行った方です。

目じりのシワ、法令線が低下し毛穴が縮小しています。赤みも低下しています。

 

もちろんたるみ毛穴と毛穴開きがとても気になるという場合には

Eマックス+ABCG導入という組み合わせや

ダブルジェネシス+ABCG導入という組合わせが 毛穴の開きとシワ、たるみで悩んでいる方におすすめです。

 

上はダブルジェネシスを2回行った方です。

毛穴が閉じ、著明に赤みが低下しています。

ニキビの後の凸凹が気になる方には、穏やかなものから順に

ケミカルピーリング、ミラノピーリング、ダーマペン、フラクショナルレーザーがお勧めです。

これ単独ではなくビタミンABCやグルタチオンの外用、導入、場合によってはスーパーメソセラピーや

ヒアルロン酸の皮膚への直接注射を行うことで地用効果は格段に上がります。

上は3年前くらい前のクレーターの方に月に一度のケミカルピーリング,ビタミンCのイオン導入

ビタミンABCなどの外用を1年継続した方です。

一年後にはクレーターが大幅に低下しています。

 

こちらは17年前のクレーターに月に一度のパールフラクショナルレーザー、スパーメソセラピーの注射と

スキン毛穴を1年継続した方です。

へこみが大幅に軽快しています。

 

クレーターを治すには表皮に刺激を与える、ケミカルピーリング、ミラノピーリング、ダーマペン、

パールというフラクショナルレーザーとコラーゲンの合成を促進し、ニキビを治し、毛穴を閉じる

ビタミンABCやグルタチオンの外用やこれらの成分やヒアルロン酸の注射の組み合わせが最適です。

 

なおニキビの後のクレーターに対する治療効果と皮膚の赤み(すなわちダウンタイム)を比較したところ

ケミカルピーリング<プラズマトリートメント<ミラノピーリング<ダーマペン<パールの順に赤みが

強くなりますが、この順番で治療効果も増強します。

 

残念ながら、赤みが出ないで治療効果がよく出る治療法はありません。

少しでも治療効果を上げるためには、ビタミンABC や グルタチオンなどの外用を多めにすること

場合によっては導入や、ヒアルロン酸の局所注射を併用することがお勧めです。