ライムライトでシミだけでなく初期のほくろも消えます、根気よく繰り返すことが必要です | 青山ヒフ科クリニック院長Dr.亀山のオフィシャルブログ

青山ヒフ科クリニック院長Dr.亀山のオフィシャルブログ

表参道にある青山ヒフ科クリニック 院長 亀山孝一郎のブログです。

ライムライト(以下LL)は近赤外線を肌に照射してシミやクスミに対して効果を発揮します。

LLでは初期のほくろに対しては効果が出ないといわれていました。

僕自身も明らかな黒子は炭酸ガスレーザーで切除していました。

明らかなシミはピコレーザーで消去していました。

シミか黒子かどちらかわからない場合は、まずシミとしてピコレーザーを行い

消えない場合は炭酸ガスレーザーで処理してきました。

 

シミは皮膚のメラニン色素が増加して生じます。

浅い黒子は、母斑細胞というメラニンを産生する細胞が表皮で集団として増殖して発生します。

一般的に黒みが強く境界が明瞭な場合は黒子の場合が多い傾向があります。

 

下の患者様はシミやクスミに対してLLを数年間使用して治療してきました。

この度シミ、くすみ、タルミだけでなく、黒子に対してもある程度効果を発揮しましたので

皆様にご報告します。

 


上の方は顔全体のクスミやシミを取りたいを青山ヒフ科クリニックを受診されました。

LLの治療直後には肌の明度が増加し、赤みが低下しています。

弱いくすみやシミは低下しましたが、黒子と思われる黒い色素沈着は地肌が白くなり逆に目立っています。

写真は2019年11月のものです。

 

半年に1回のペースで5回ほどLLを行ったところ、頬の黒子はほとんど消失しました。

額の黒子は照射後には色素沈着が低下しています。

この場合タルミも気にされたので、ジェネシスとタイタンも併用しました。

顔がリフトアップしてきています。

数年間毛穴レス美白ローションや毛穴引き締めエッセンスは継続して使用してきました。

上は2022年11月のものです。

 

 

上は2023年1月にLLとタイタン、ジェネシスを併用した前後の写真です。

シミくすみ、黒子が低下して、地肌が白くなり、赤みが低下して毛穴も閉じてリフトアップしています。

 

シミ、くすみ、タルミだけでなく、黒子もあせらずゆっくりとりたい場合には

LL、タイタン、ジェネシスはお勧めです。

LLが有効なのは盛り上がっている黒子ではなく、平坦な表皮型の黒子に限ります。

効果には個人差があります。