児童虐待の対策で市町村で結成されているのが、要保護児童対策地域協議会。

略して

要対協

と呼ばれています。

この合同研修会でした。


児童相談所、養護施設、保健センター、学校、警察、消防団、医療機関等が実務として関わる人たちが集まり会議を行っています。

私は、朝霞地区歯科医師会の朝霞市会員代表として参画しています。

学校でいうところのクラス委員長みたいな感じです。


シンプルに、この部署って何やってる処なんだろう?

どこに相談すればいいわけ?


そもそも論で、私は実務者会議や個別ケース検討会議で誰がどんな職務を請け負っているのか疑問符だらけ。

やっぱりみんな同じことを考えていたんですね。


今回のタイトル。

機関連携を考える


合同研修会っていうより、各部署の紹介、顔合わせでした。

心理的距離が縮まった感じで、これが連携なんでしょう。


保健センターのどこが虐待対応しているのだろう?と漠然とした疑問をもっていました。

すると、ちゃんと法整備されていました。

厚生事務次官の通達という形で1969年に市町村に福祉事務所が設置されました。

そして、家庭児童相談室が担当していて、そこが保健センターや児童相談所と連携していました。

障害児童の成長支援が主な業務だったのが、時代の流れで虐待が主になったそうです。保健センターではない部署も関わっていたんですね。


市町村として、朝霞市はこども未来課が対応しているのですが、凄く奥が深い部署で、ちょっと感心してしまいました。

肩書き的には、家庭児童相談室はこども未来課に含まれています。

周囲の市町村と比べてもかなり熱心だし、子供の未来を真剣に考えている。


明日は、子供ではなく高齢者。

介護認定審会議があります。

今度は高齢福祉課です。


医療って地域と繋がることができる。

いろんな部署を知ることができて、ちょっと面白いです。