土曜日の診療は…激混みとなってましてちょっと壮絶。急患が多すぎるんです。
診療の性質上、完全予約制は難しい。
来院はできるだけ平日をオススメします。
これはうちに限らずどこの医療機関も、そう。

さて、この話はさておき。
日中の診療後は空手稽古なのですが、ナイトランを先週末に行いました。
萩往還が夜から開催されるので、その練習です。

折しも、この日は大江戸小江戸ウルトラマラソン200kmが開催されています。
川越の蓮馨寺から秩父に向けて走り、また戻り、都内の皇居に向けて走り蓮馨寺に戻る総延長200kmのウルトラマラソン。
これを逆から走り、応援しながら走る企画です。

さすがに全部は無理だから、東京駅から始めて川越に行くことにしました。


深夜23時からスタート!
200kmランナーが都内皇居を走り始めている頃です。東京マラソンゴール地です。

東京タワー🗼に行き六本木ヒルズを走る頃、先頭集団に接触。
135km地点かな?さすがトップで軽やかな足取りでした。
六本木の交差点ではクラブの行列待ちがあり、ジョークで並んでみたりして✨


応援しながら走り、西麻布から表参道に向かい、都庁へ。



都庁では私設エイドを設置している応援者がいて、大会ランナーじゃないのに、あったかいレモネード、カフェオレを頂きました。
バームクーヘン、お赤飯。美味しかったです。

距離が長すぎるし交通規制がないから、応援者殆どゼロ。
我々も応援者見たのは、128km給食所過ぎの交差点でアパホテルの女社長さんみたいな方一人だけ。
本当にエールが少なすぎ。
精神的にも辛いウルトラマラソンだなと思いました。

都庁を過ぎて山の手通りを走り赤羽に向かいます。
熊野町交差点からは国道254線バイパス。
もうひたすら埼玉県川越に向かって走ります。

最終ランナーあたりになると回収係員スイーパーに参加者と間違われることになりました。
そりゃそうだ、真夜中にランニングスタイルなんていませんよ。

この時点でだいたいランナーは120km走ってます。が、254線沿いにいては制限時間ギリギリです。
我々はこの後の行程を知っているから、なんと過酷なんだろうと感じてました。
皇居一周もあるのですが、100km越えてから5kmの皇居ランって…。
うわ……。



夜が明ける頃、最終地川越の蓮馨寺に先頭集団が到着します。

残念ながら、我々は湯遊ランドの朝風呂時間に間に合わず。蓮馨寺を断念。
川越にあるはつかり温泉となりました。
だから、ゴールはGPSウォッチでお世話になったガーミン社。

我々の距離は50km強。


200kmランナーはこれの4倍。

もう最後のラスト5kmを走る彼らの姿は感動しました。

私はメジャーな大会しか経験がありません。充実したエイドに完備された交通規制。それしか知らない。
何て厳しい環境で走れるんだろう。
ランナーたちから精神力を学びました。



一緒に走ってくれたラン仲間にも感謝。

ロングランニングから様々なことを学ばせてもらったなと思います。

挫けない不屈の精神力。
どんな苦境でも諦めない限り、必ず道は拓ける。

やはりウルトラマラソンは、過酷なスポーツです。