全国で歯科医療機関は約68000件。在宅医療を行っている機関は約12000件。その内日常的に行っている機関は約4000件。5年前からあまり伸びていません。

理由は、交渉相手が複数となり、良かれと思って診療してもご家族が望まない、不満を訴えられることがあります。
継続的なケアが必要になってくるので、ご家族の診察代の負担があるからです。

介護保険と医療保険併用の複雑さがあって、医療従事者側も保険制度を勉強しなくてはまったく理解できません。おかしな話ですよね。

と、いうことで行ってきました。


在宅医療の現状。

どんどん高齢化の波が押し寄せてきてます。
秩父方面はもうどっぷり高齢化。
あと1、2年で東京方面のこちらまで波がきます。

臨床の場でも、100歳の方の診療が在宅医療だと普通にあります。

歯科医院での診療レベルのものを往診でできるかといったら、できません。

口腔内が見えないし、機材制限、アクティビティの低下により診療に耐えられない。
ベストよりベターな診療を。

死を身近に感じるので、精一杯生きようと感じるようになります。



現役を引退した医師の診療もしているので、とても身近な将来に感じます。

明日は我が身だ…⤵