こんにちは。
青山エルクリニック院長の杉野宏子です。
ここのところ忙しくてブログ更新が遅くなってしまいました。
すみません。
もう1週間前になりますが、フランスから来日中の形成外科医 Patrick Trevedic 先生が、当院にも表敬訪問してくださいました。
パトリック先生とは3年ぶりです。
前回お会いしたのはバンコクのセミナーに出席した時ですね。
講師として熱心に解剖とヒアルロン酸注入について教えてくださいました。
その時のブログは ここ です。
お越しになってすぐに立ち話が始まりました。
私がパトリック先生に、どの部位にはどのような製剤をどのように注入しているかの説明をしているところです。
そしてパソコン画面を見ながら、特に勉強したい点のポイントを教えていただきました。
パトリック先生の喋り方ってとっても愛らしいのですよね。
私たちにも分かりやすく、ゆっくりお話くださいます。
アテンドしてきたジャクリーヌさんがデザインのモデルになってくれました。
彼女はとても明るい性格で、アクティブに働く女性です。
バンコクへ行ったときは、とてもお世話になりました。
その後はパトリック先生がモニターさんのお顔のアセスメントをしてくださり、
どの部位にどのくらいの量が必要かも予測。
その通りに私がモニターさんへの注入を行いました。
こちらは右のdeep medial cheek fat padへカニューレで注入している所です。
年齢とともに顔面の脂肪量は減少します。
特に骨のすぐ上にある、深層脂肪コンパートメントのボリューム減少は、その上にある浅層脂肪コンパートメントや皮膚の下垂に大きく影響を与えます。
ですからこの部位が重要なのです。
カニューレを用いる注入法は、鋭い針を使用するより皮下出血が少なく、より安全です。
しかし安全だからと乱暴に注入をすると、思わぬ副作用を起こす危険があります。
解剖を理解た上で、繊細に優しく注入すれば安全です。
実際やってみると、パトリック先生の予測通りの注入量でピッタリ!
入れすぎず、とても自然な感じになりました。
(注入部は加工してあります)
最後はパトリック先生と記念撮影。
本当はもっと色々お話を聞きたかったけど、時間が迫っていて残念。
また日本に来てくださいね。
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