PRP(多血小板血漿)育毛治療を体験しました | 青山エルクリニック院長ブログ

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美容外科・美容皮膚科・形成外科 (医)青真会 青山エルクリニック理事長・院長。
糸リフト、最新機器によるリフトアップ治療、PRP皮膚再生療法、PRP育毛治療、メソセラピー、ヒアルロン酸、ボトックス注射など
形成外科専門医 医学博士

こんにちは。
青山エルクリニック院長の杉野宏子です。
また猛暑が復活してきました。
脱水症にならないよう気を付けましょうね。
 
今日は現在モニターさんに受けていただいているこの治療を自分で体験してみました。
PRP(多血小板血漿)育毛治療合格合格合格
 
PRPとは患者様ご自身の血液にある血小板という細胞を使って、
皮膚に長期的な若返り効果を与える再生医療の一種です。
 
皮膚に注入された血小板は各種の成長因子を放出します。
成長因子の種類と働きは次の様になります。
 
PDGF(血小板由来増殖因子)
    細胞増殖、幹細胞の分化、血管新生、マクロファージや繊維芽細胞の誘導
TGF-β(トランスフォーミング増殖因子)
    結合組織形成の誘導
ILGF(インスリン様成長因子)
    創傷治癒
EGF(表皮増殖因子)
    細胞分化誘導
 
また血小板は新しい組織を再生するためのタンパク質(フィブリン、フィブロネクチン、ビトロネクチン)も放出します。
 
これらが相互に働いて、皮膚の若返り効果が得られるのです。
毛根は皮膚の一部ですから 毛根の活性化にもつながります。
 
信頼のある 閉鎖型PRP作成キット マイセル Ⅱ を使用して、
PRPを作成しました。
それをメソガンを使って頭皮全体に細かく注入していきます。
 
この治療法で実績をあげていらっしゃる
イスラエルのシャルコビッツ先生の方式です。
先生は何百例もの経験をお持ちですが、
その効果が素晴らしいので、
絶対うちのクリニックにも取り入れたいと思って始めましたラブ
 
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少量ずつ、細かく、頭皮全体に注入していきます。
1ヶ所に多くの量を注入しないので、注入液の圧力で毛根が死ぬような副作用はありません。

針を刺す痛みは頭皮の状態や部位によって異なります。

私の場合、側頭部や前頭部は刺しているのはわかりますが、それほど痛くはありませんでした。
頭頂部、ちょうどつむじの周辺はちょっと痛かったですね。
それでも十分耐えられます。


ただ脱毛が進んで、頭皮が硬くなっている方は、痛みを強く感じるかもしれません。

 

特にボリュームロスが気になる分け目つむじの部分には
重ねて注入してもらいました。

2回目は3ヵ月後にもう一度行います。
ほとんどの患者さんは2~3回の治療でかなり毛の量が増えるとのこと。

私も半年後が楽しみです。

 

この治療法は男性でも女性でも受けることができます。

ご自身の血液を使うので、

他の成長因子治療に比べ、とても安全です。

またAGA治療薬を飲むと男性機能が低下するのではないかと不安な方にも、そのような副作用の心配がありません

 

薄毛、抜け毛で悩んでいらっしゃる方、

従来の治療で効果がなかった方、

どうぞ早めにご相談ください。

 

正式メニューとしては10月ご案内できる予定です。

 

それでは皆様、素敵な夜をお過ごしください。

 

http://www.aoyama-eluclinic.com/