4月5日は都内各所でセミナーが行われました。
いろいろ悩んだ末、新しい注入剤「リジュラン」のセミナーへ出席することにしました。
サーモンの精巣から抽出したポリヌクレオチドが原料で、これを老化した皮膚やニキビ痕に注入すると、傷ついた部分を修復し、表皮・真皮が厚くなるというのです。
何だか夢のような製剤ですね。
このような作用を持つ治療には、患者様ご自身の血液から分離したPRP(自己多血小板血漿)を皮膚に注入する方法があります。
もちろん当院でも行っており、良好な結果を得ています。
さてどちらが副作用が少なく、かつ効果的でしょうね。
これから試して検討してみたいと思います。
皆さん、熱心にセミナーを受講されています。
注入部は膨疹といって少し盛り上がっています。
皮膚の隆起は日本では好まれないので、日本人に受け入れられやすい注入方法を検討する必要がありますね。