片岡千次郎さん、片岡千壽さん、片岡松十郎さんによる歌舞伎の会です。
戦後衰退が続く関西の歌舞伎を盛り上げ、上方歌舞伎の伝統の担い手となる「関西に住み上方言葉を話す、上方のかおりのする役者」を育てようと開かれた上方歌舞伎塾。
その一期生である３人が舞踊と新作歌舞伎を披露するという趣向です。
演目はどれも気取らず、気負わず、分かりやすく楽しめそうなものが並んでいます。
舞踊は昔話を題材にした『浦島』『たぬき』『橋弁慶』。
新作歌舞伎は上方落語の『宿屋仇』を題材にした『浮世咄一夜仇討』（作：城井十風）。
監修は上方歌舞伎塾の指導をされた片岡秀太郎さん。
振り付けは山村友五郎さん。大阪の舞「山村流」の宗家で、近年は宝塚歌劇の振り付けも担われている方です。
上方がぎゅっと詰まったあべの歌舞伎「晴の会」。
『「新作」とても面白いよ！』との情報をある方より得ております
近鉄アート館は客席が舞台を取り囲むようになっているので、普段の歌舞伎とは違った見方ができそうですね。
高校生以下は学生証を提示することで１０００円で鑑賞できます。
夏休み、上方に触れてみる体験としてもお手ごろですよ
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「晴の会」
7月31日（金）16：00開演
8月1日（土）11：00／16：00開演
8月2日（日）11：00／16：00開演
近鉄アート館 あべのハルカス近鉄本店ウイング館8階