ふと思い出して、船乗りという、昔の劇場アニメの主題歌?を久々に聞いてた。
正直、歌の意味は拾いきれない部分というか難しさはあるものの、素敵なメロディーと歌声が印象的な歌。
そして初めて聞いた時からずっと残っている歌詞の言葉がある。
夢地獄・・
なかなか聞かないフレーズ。
確か夢地獄渡り続けるとかそんな使われかをしていたけど、別に暗いとか重い印象の歌ではなくて、ようは映画のイメージ、意味するところを重ねたタイトル通りな歌なんだとは。
ただ、自分にはそな一見意味のわからない言葉がずっと残っているところがあります。
自分には夢がない。
だから夢ってどこか憧れのような響きをもつものだったりもするのですが、けど、それを叶えるっていうのは当然大変さもあるんだろうとも思います。
夢のない自分、正確には幼稚園ぐらいの時に、謎の現実感からなくしてしまった自分には、夢をもつ人は羨ましくもあり尊敬のような思いもあり、叶えてあげたいなんておこがましいことは思わないものの、きっかけの段階で通りいっぺんの何かにつぶされなくなってしまうことを避けたい思いはあります。
もちろん夢を叶えるのは本人で、その夢やチャンスも本人のもの。
それを実現し継続することも大変なことはたくさんある・・と、そうは思うので、自分の願いを無責任に押し付けるような事がしたいわけではありません。
ただ、せっかく何かの才能がある人、チャンスをつかんだ人でも、その夢とは直接関係ないどこでつぶれてしまう人もたくさん・・。
最初の段階さえ越えられれば、そこさえ変われば、きっかけさえあれば、情報格差がなければ、ほんの少しの自信が持てれば・・・
ほんのわずかなことで入り口に立てる、状況が変わることって、夢に限らずなんでもそういう事ってあるように思います。
だから、そのほんの少しをうまくなんとかならないかってことは常に思っていることです。
よく、それぐらいでダメならこの先もダメ、苦労する、すぐ諦めることになるという話をされることはあります。
けど、自分にはそうは思えないのです。
もちろん、どんなきっかけを何回もらえても夢が叶うなんて保証はありません。
けど、どんなことだってやってみての苦労はある。
どんなに頑張ったって叶う保証はない。
でもだからといって、チャンスも貰えない、きっかけさえ得られないってのはまた違う気がするんです。
人をよく見ていると、この人はここがとくい、ここが素晴らしい、ってことがあります。
けど、自信のなさから表に出せなかったり、気持ちが足かせになってうまく歩みをすすめられなかったり・・
失敗することがあるとしても、挑戦すらできないで終わるのはなんか違う・・と、そんな思いで歯がゆさを感じたりします。
世の中にはよくわからない禁止事項や常識のようなものがたくさんあります。
そんなことで悩むならダメと、誰が決めてしまったのでしょうか?
反対を押しきってでも、自ら全てを探し出す努力をして、
そうじゃなきゃならない理由はなんなんでしょう?
時代も状況もその人の特性も違うなかで、まずは本当にそれがしたいのか、それに対するその人のよさがないのか?確かめるための背中押しぐらいはあってもいいんじゃないか?
と、そう思うのです。
その先は、本気がなければ、それこそ地獄しかない道になるかもしれません。
けど、そこでどうするかは本人の選択。
安易に夢に走れなんてことはいいません。
けど、最初に1回触れてみようと手を伸ばすきっかけぐらいはあってもいいんじゃないかとそう思います。
映画は、平和、和平というなの夢の因子を秘密裏に運ぼうというような話だった気がします。
その夢のために文字通り地獄のような窮地に陥ります。
仲間にも信用されず、敵にも追われ、ただその夢の因子のために孤軍奮闘することになるたった一人の戦争です。
本人はそんなことおくびにも出さないとこがこの話の主人公らしいとこですが、そうまでして守り、続けること、
最初からそんな大それたことに皆がみな、覚悟をもってできることなのか・・
本当はいろんな人や仲間あってのやろうと思えるきっかけがたくさんあったのでは・・?とも思います。
表だってそれが何かは簡単には見えませんが、誰かの協力、きっかけなくして始まらないことって意外とあるんじゃないかと思います。