『源氏物語』⑱
こんばんは。
読んでくださり、ありがとうございます。
『源氏物語』の、「えー、昔の人でもこんなこと考えるんだー」
というようなフレーズを紹介しています。
共感して頂ける嬉しいです
「末摘花」から。
光源氏が末摘花の邸から戻り、紫の上と絵を描いている場面。
末摘花の顔を描くのです。そして、「絵に描いたものを見るのもいやだ」
なんて思うのです!なんか、ひどいー!
そして、「わが御影の鏡台にうつれるが、いときよらなるを見たまひて」
(現代語訳)
「君はご自分のお顔の鏡台に映っているのがとても気高く美しいのをご覧になって……」(『新全集』より)
自分で言っちゃうのですね~
紫式部は光源氏をスーパースターとして描いているけれど、
その内面もきちんと描くんですよね。腹黒いというか、人間味があるというか。
ドラマでは表情や仕草で表現するところを、きちんと言葉して伝えている。
リアルというか。
そのリアルさが、現代にも通じるというのは、やっぱり感動です。
紫式部さん……スゴイ。
あー。京都に行きたい
最後まで読んでくださり、ありがとうございました