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こんにちは。
いつも読んでくださり、ありがとうございます。
『源氏物語』の、ちょっと笑ってしまうフレーズ、
などをを紹介しています。
ようやく「末摘花」に。原文で読むと遅い……
でも、やっぱり古文は原文で読みたい
光源氏が末摘花の噂を、大輔命婦(内裏に仕えている女性)に聞き、
命婦が答えている場面。命婦と末摘花は父親同士が縁者らしいです。
命婦「心ばへ容貌など、深き方はえ知りはべらず。……」
(現代語訳)
「姫君(末摘花)の気性や器量など、詳しいことは存じません。……」
『新全集』頭注より
「姫君の異常さをある程度知っている命婦の含みを持たせた
言い方。」
また、後程書きたいな、と思っているのですが、
末摘花は鼻先が赤くて、やせていて、顔色が悪くて……
と、なかなかの書かれようなのですが。光源氏はまだそんなこと
知りません。
で、末摘花のことを知っている命婦が、しらばっくれる感じ?
お顔などはよく知りませんけど、いらっしゃいますよ、姫君。
(あまりキレイじゃないんだけどね~)みたいな。
こんな風に言われたら、気になりますよねぇ。
その後、光源氏は末摘花と関係を持ちます。そして、末摘花を
御覧になるのですが……
この命婦、かなり恋多き女性であるらしく。悪いですよね
適当というか……こんな人が近くにいたらイヤ!かも(笑)
昔も今も人間関係はいろいろです。
紫式部の洞察力!!
田辺聖子さんがお書きになった『源氏物語』は、
とっても読みやすいです!!
CDもあるんですよね~ほしいな~
今日も読んでくださり、ありがとうございました