源氏物語⑦
こんばんは。
なかなか読み進められないけど、少しずつでもブログにできていることが嬉しい😃
また、「帚木」から。
左馬頭の夫婦間の論。
「絶えぬ宿世浅からで、尼にもなさで尋ねとりたらむも…」
現代語訳
「切っても切れぬ前世からの因縁が深くて、尼にする一方通行手前に連れ戻したとしても…」
この表現は、紫式部の念頭にあったのか…
「『蜻蛉日記』の作者が出家を志して鳴滝へ参籠し、夫兼家によって連れ戻されてからは、「雨蛙(尼帰る)」と、からかわれるようになったことを念頭においているか。」(『新全集』頭注より。)
紫式部も『蜻蛉日記』を読んでいたのか〰️なんて考えると、なんだか嬉しい、というか。おもしろい。