源氏物語③ | 古文,読んでみよ?

源氏物語③

 こんばんは。
 読んで頂き、ありがとうございます。
 古典を勉強する方の、役に立てればな、と思っているのですが。
 試行錯誤。ブログは難しい〰️けれど、楽しくもあり。

 また、「桐壺」から。

 御片方の人々、世の中におしなべたらぬ選りととのへすぐりてさぶらはせたまふ。

 現代語訳
 源氏の君と葵の上のそれぞれにお仕えする女房たちは、並々ならぬ者ばかりを選りすぐってお仕えさせなさる。

 語句
・「せたまふ」の「せ」は使役。
・「おしなべたらぬ」は「並々でない」。
 「おしなぶ」=多く、「たり」を下に伴って
       「普通である」。

 左大臣が、光源氏に気を使っているところ。