令和6年3月26日火曜
令和5年度
愛川町総合教育会議
14時30分開始、15時45分終了。
傍聴に行った。
傍聴席5名のうち、はねやすみ会員2名、町議会議員3名。
【私の個人的感想】
総合教育会議は、
議会で可決された予算報告をする場だったっけと
途中から、
誰がどういう目的でこの議題にしたのかが疑問に残って終わった。
町議会議員の方も傍聴されていたが、議員にとっては議会で既に承知している内容を延々と聞かされたわけだ。
正直言って、物足りない会議だった
議題「令和6年度教育予算に係る主要施策について」
総合教育会議 構成員6名
愛川町長、教育長、教育委員4名(内1人教育長職務代理者)
開始から1時間35分間、
延々と既に3月議会で可決された予算の説明と報告に終わる
前半は、町長から主要施策と当初予算案の概要を資料にそって読み上げ説明。
後半は、教育委員会の各担当課から主要予算の報告。
終了残り10分で、4名の教育委員が、以下の所感を述べて終わった。
学校給食費公会計化事業、部活動指導員配置促進事業は、
教員の業務負担軽減、働き方改革、教職員のウェルビーイングにつながるとして評価できること。
GIGAスクール及び学校ICT化の推進では、子ども会議で子ども達から教室以外でも使えるようにして欲しいとの要望を受けて、
体育館や特別教室等にネットワークの拡充が出来ることの評価。
メタバースを活用した居場所づくりの研究に予算がないが、
令和7年度の予算作りに向けて持続可能なものにしてほしいこと。
プログラミング教育は2年実施してから予算化できたこと。
保育士が厚木市に取られている現状があり、勤続10年、20年のベテラン保育士が各2名のみ。
より良い保育士の確保に努めてほしいこと。
大学生、専門学校生に対しても、バス代等交通費の負担軽減のため、
通学の助成をしてほしいこと。
【モヤモヤしたこと】
構成員の人数は、原則として教育長と4名の教育委員となっているが、増やせないのか
第一線で児童生徒、保護者と関わっている現場の先生例えば、SC、SSW、教職員、
地域の方は構成員になれないのか
議題は誰が決めているのか
何故、人事内示も出た後の、年度末の押し迫ったこの時期に開催するのか
愛川町の教育行政
いくらでも議題はあるはずだ。
教員も日々処遇困難ケースを抱えながら、様々な想いで児童生徒、保護者に向き合っていると思う。
外国籍の子ども、中津小学校での学習支援に車がないため参加したくても出来ない子どもがいること等送迎の問題、不登校、ヤングケアラー、非行、マルトリートメント、不適切な指導等の保護者アンケートの集計結果、現場が抱える問題等…。
「誰一人取り残されない学びの保障」
という言葉があるが、
少数派の児童生徒の問題等、
事例紹介も入れるなどして、
深い議論を傍聴したかった。
改めて、
教育に関する予算の編成・執行や条例提案など
重要な権限を有している
首長と教育委員会が十分な意思疎通を図り、
地域の教育の課題やあるべき姿を共有して、
より一層民意を反映した教育行政の推進を
図ることにある。
(ウィキペディアより)