息子が卒業した小学校の校長に、
「小学校でどのくらい不登校で困っている方がいるのか?
どのくらい不登校児がいるのか?」
聞いた。
校長先生は、少し考えてから、
「今はいません。」
と答えた。
私
「…?。そうですか…。」
それ以上の深掘りはやめた。
知られたくないんだな…と思った。





先月、
親の会のPRも兼ねて、
息子が卒業した小学校の校長と面談した。
始めてお会いする校長先生。
会議前のお忙しい合間に、
時間を作ってくださった。
親の会のチラシ、
教育機会確保法パンフレット、
不登校の親の全国アンケート
cocoroプラン等
の資料を渡して、
親の会の存在が保護者に伝わることを願っている
と伝えた。
校長先生は、よく話を聴いてくださった

最後に、
「不登校児の割合」を質問した時の
校長の答え
「今はいません。」
に、。
不登校の児童がいないわけないやん
と思った。
私の質問の仕方が悪かったのか?
不登校児はいても、今は困ってない、
という意味だったのか?
複雑な気持ちになった。
やはり、
始めて会う部外者、
信頼関係が築けているわけでもない人に、
不登校児がいることすら知られたくないのだろうか?
本当のことを話してくださらなかった校長に
隔たりを感じてしまった。





来年、
息子は義務教育を終える。
教育委員会ともおさらばになる。
学校から離れていざ部外者になると、
学校や教育委員会の壁は、更に高くなってしまうのか?
今年度中に、「不登校親の会」の存在が、
学校の先生方に認知されるようにしたい。