物語好きなら、妄想キャスティングをしない

なんて人はいないだろう

人物設定しながら小説を読めば、自分がとらえる

人物像が浮かんでくるからだ

それが特定の俳優に近しいイメージに寄って

いることもあるし、寄せると読む進み易くなったり

 

基本のビジュアルはすでにあるから、

漫画やアニメの実写化は、納得できない俳優で

台無しにされたと傷つくこともある

その”距離”に納得できるか、とか

そう来たか!という方向性とか

 

その点小説の映像化は、役柄を男性から女性に変更したり

主人公すら変更されることは少なくないので、

小説を先に読んでいる場合は案外受け入れやすい

 

やたらと観劇していた時代に楽しんだ妄想キャスティングは

再演するならキャスティング、であった

キャスト総とっかえバージョンとか、

主演のみ変更したりとか

映画やドラマの再映像化はなかなかないけれど

舞台の再演は珍しくない

 

ある舞台の再演で主演俳優が変更され、

妄想キャスティングと一致したときは、

一緒に妄想した人と大喜びしたものだ

チケット争奪戦に何とか勝利し、

観劇の際はテンションが一段と高かったと思う