一番近所にあったコンビニが閉店していた
気づかないうちに終わっていた
最近買物をしていなかったので、生活に不都合はない、
と思っていた
しかし
日が経つほど、不便ではないけれど、意外にも
なんとなく支えられていたのだと、感じる
市電の電停から家まで歩くと10分程度
あまり出歩かなくなったのと、市電よりバスを利用する頻度が
高くなったので、そのコンビニの前を通る機会も減っていた
閉店前後、何故かここを通ることが続き、
私はこの店の営業中の明かりを、何かしらの心の拠り所に
していたのだと気がついた
電停から家までの道程の三分の一程度にコンビニはあり、
集合住宅群を過ぎて、コンビニ、そこから先は戸建てが続き、
街灯もグッと少なく暗くなる
コンビニは外出先から自宅まで、店前を通過することが
気持ちの中で一区切り、つけていたようだ
あの明かりがなくなることで、切り替えのタイミングを失い
落ち着かないのである
「外経絡」とある人が表現するが、この店も思いもよらない
私の大切な外経絡の一つであった
気にかけてもいなかったはずのコンビニ閉店という出来事が
日常を変え、拠り所を失ってしまったのである