エスカーダの香水
この香りからエスカーダの香水は始まりました。
その後は数年にわたり世界各地のリゾートをテーマにしたトロピカルな夏限定香水を発表しており、セクシーグラフィティやトロピカルパンチ、イビザヒッピーなど懐かしく感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
その路線とは一線を期すマルガレッタレイ。
クラシカルでありながらフルーツの甘さがクセになります。
マンダリンオレンジやピーチなどのペタッとした甘さをベルガモットやヒヤシンスが持ち上げて明るいオープニング。
ジャスミンなどよりイランイランやイリスのパウダリーさがクラシカルな印象ですがどこかオゾンも感じる軽やかなミドル。
ラストはウッドが全体を取りまとめてホワイトムスクがソーピーに香ります。
インカントにしてもこちらにしても、とっても落ち着いているので後続と全くイメージが違います。
フローラル・フルーティ
トップ:ベルガモット、マンダリン・オレンジ、ピーチ、ココナッツ、ヒヤシンス
ミドル:イランイラン、ジャスミン、チュベローズ、イリス、クローブ
ラスト:バニラ、サンダルウッド、シダーウッド、ホワイト・ムスク
ミシェル・アルメラック作