「やっぱりいやだ。
どうしてもいやだ。
イヤだったらイヤだ。」
そう言いたいのに、言えない。
いつも小さい時からその言葉が
言えなくて呑み込んできた。
世界を変えるつもりも
何もないあたしには、
ただ時が過ぎるのを待つだけ。
あなたが言ったことば一つひとつ
あたしは鞄に詰めて
来世まで生きる。
でも、あなたが砂漠の地でも
部屋の片隅でも
どこかで笑っていてくれるなら
あたしはそれが全て。
主に祈る。
あなたの本当の倖せと
あたしとあなたしか話せない
柔らかな言葉をまた交せたら
あたしはなんだっていい。
世界を変えるつもりも、
何もないあたしから。
砂漠の漂流地で、待ってる。
